SVMでのiSCSIプロトコルの設定

System Managerを使用して、Storage Virtual Machine(SVM)でiSCSIプロトコルを設定して、ブロックレベルのデータ アクセスを提供できます。iSCSI LIFとポートセットを作成すると、LIFをポートセットに追加できます。最適なアダプタでLIFが作成され、データ パスの冗長性を確保するためにポートセットに割り当てられます。

開始する前に

タスク概要

手順

  1. SVMの作成時にiSCSIプロトコルを設定していない場合は、[ストレージ] > [SVM]をクリックします。
  2. SVMを選択し、[SVM設定]をクリックします。
  3. [プロトコル]ペインで、[iSCSI]をクリックします。
  4. オプション: [ネットワーク アクセス]セクションで、iSCSIターゲットのエイリアスを指定します。
    エイリアス名の最大文字数は128文字です。ターゲットのエイリアスを指定しないと、SVM名がエイリアスとして使用されます。
  5. 単一のノードに割り当てることができるiSCSI LIFの数を指定します。
    ノードあたりのLIFの最小数は1です。最大数は、すべてのノードのうち、稼働状態のポート数が最も少ないノードのポート数です。最大値が奇数の場合は、1つ前の偶数が最大値とみなされます。最小値と最大値の間の任意の偶数を選択できます。
    4ノード クラスタで、node1、node2、およびnode3にはそれぞれ稼働状態のポートが6つあり、node4には稼働状態のポートが7つあるとします。この場合、クラスタに実際に設定可能な最大値は6です。
    ノードにLIFを3個以上割り当てる場合、各LIFに少なくともポートセットを1つ割り当てる必要があります。
  6. サブネットの詳細も含めて、iSCSI LIFを作成するためのネットワークの詳細を指定します。
    状況 作業
    サブネットを使用してIPアドレスを指定する
    1. [サブネットを使用する]を選択します。
    2. [詳細を追加]ダイアログ ボックスで、割り当てるIPアドレスを含むサブネットを選択します。

      クラスタ間LIFの場合、選択したIPspaceに関連付けられているサブネットだけが表示されます。

    3. インターフェイスに特定のIPアドレスを割り当てる場合は、[特定のIPアドレスを使用する]を選択してIPアドレスを入力します。

      指定したIPアドレスがサブネット内にない場合、追加されます。

    4. [OK]をクリックします。
    サブネットを使用せずに手動でIPアドレスを指定する
    1. [サブネットを使用しない]を選択します。
    2. [詳細を追加]ダイアログ ボックスで、次の手順を実行します。
      1. IPアドレスとネットワーク マスクまたはプレフィックスを指定します。
      2. 必要に応じて、ゲートウェイを指定します。
      3. [デスティネーション]フィールドでデフォルト値を使用しない場合は、新しいデスティネーションの値を指定します。

        デスティネーションの値を指定しない場合、IPアドレス ファミリーに基づいて、[デスティネーション]フィールドにデフォルト値が設定されます。

      ルートが存在しない場合は、ゲートウェイとデスティネーションに基づいて新しいルートが自動的に作成されます。

    3. [OK]をクリックします。
  7. ブロードキャスト ドメインを選択します。
  8. アダプタ タイプを選択します。

    クラスタでNICカードを設定している場合は、[NIC]を選択します。

    クラスタでCNSカードを設定している場合は、[CNA]を選択します。

    クラスタでifgrpを設定している場合は、[インターフェイス グループ]を選択します。
    注:ifgrpポートはブロードキャスト ドメインに追加する必要があります。
  9. オプション: iSCSIプロトコルを設定する際に、LUNサイズ、LUNのOSタイプ、およびホスト イニシエータの詳細を指定してiSCSIストレージ用のLUNをプロビジョニングします。
  10. 自動で生成されたiSCSI LIFの設定を確認または変更するには、[LIFの設定の確認と変更(詳細設定)]を選択します。
    変更できるのは、LIF名とホーム ポートだけです。ポートセットは、デフォルトでは最小値に設定されます。一意のエントリを指定する必要があります。重複したLIF名を指定すると、System Managerによって数値が付加されます。

    選択したポートセットに基づいて、LIFがラウンドロビン方式でポートセットに割り当てられます。これにより、ノードまたはポートで障害が発生した場合の冗長性が確保されます。

  11. [送信して続行]をクリックします。

タスクの結果

指定した設定でiSCSI LIFとポートセットが作成され、選択したポートセットに基づいて、LIFがポートセットに割り当てられます。すべてのLIFが正常に作成されると、iSCSIサービスが開始されます。

LIFの作成に失敗した場合は、[ネットワーク インターフェイス]ウィンドウでLIFを作成し、[LUN]ウィンドウでポートセットに割り当てて、[iSCSI]ウィンドウでiSCSIサービスを開始できます。