SVMレプリケーション対象からのネットワーク、ネーム サービス、およびその他の設定の除外

snapmirror createコマンドの-identity-preserve falseオプションを使用すると、SVMのボリュームとセキュリティ設定だけをレプリケートできます。一部のプロトコルとネーム サービスの設定も保持されます。

開始する前に

ソース / デスティネーション クラスタとSVMのピア関係が確立されている必要があります。

タスク概要

保持されているプロトコルおよびネーム サービスの設定のリストについては、SVM DR関係でレプリケートされる設定を参照してください。

コマンド構文全体については、マニュアル ページを参照してください。

手順

  1. デスティネーションSVMを作成します。vserver create -vserver SVM -subtype dp-destination
    SVM名はソース クラスタとデスティネーション クラスタの間で一意である必要があります。
    次の例は、svm_backupという名前のデスティネーションSVMを作成します。
    cluster_dst:> vserver create -vserver svm_backup -subtype dp-destination
  2. レプリケーション ジョブ スケジュールを作成します。 job schedule cron create -name job_name -month month -dayofweek day_of_week -day day_of_month -hour hour -minute minute
    -month-dayofweek-hourallを指定すると、ジョブを毎月、毎日、1時間ごとにそれぞれ実行できます。
    次の例は、土曜日の午前3時に実行するmy_weeklyというジョブ スケジュールを作成します。
    cluster_dst::> job schedule cron create -name my_weekly -dayofweek "Saturday" -hour 3 -minute 0
  3. ネットワーク、ネーム サービス、およびその他の設定を除外するレプリケーション関係を作成します。snapmirror create -source-path SVM: -destination-path SVM: -type DP|XDP -schedule schedule -policy policy -identity-preserve false
    注: -source-pathオプションと-destination-pathオプションでは、SVM名のあとにコロン(:)を入力する必要があります。以下に例を紹介します。

    このコマンドはデスティネーションSVMまたはデスティネーション クラスタから実行する必要があります。

    次の例は、デフォルトのMirrorAllSnapshotsポリシーを使用して、SnapMirror DR関係を作成します。この関係では、ネットワーク、ネーム サービス、およびその他の設定がSVMレプリケーションから除外されます。
    cluster_dst::> snapmirror create -source-path svm1: -destination-path svm_backup: -type XDP -schedule my_daily -policy MirrorAllSnapshots -identity-preserve false
    次の例は、デフォルトのMirrorAndVaultポリシーを使用して、ユニファイド レプリケーション関係を作成します。この関係では、ネットワーク、ネーム サービス、およびその他の設定が除外されます。
    cluster_dst:> snapmirror create svm1: -destination-path svm_backup: -type XDP -schedule my_daily -policy MirrorAndVault -identity-preserve false
    ポリシー タイプがasync-mirrorのカスタム ポリシーを作成した場合、次の例はSnapMirror DR関係を作成します。この関係では、ネットワーク、ネーム サービス、およびその他の設定がSVMレプリケーションから除外されます。
    cluster_dst::> snapmirror create -source-path svm1: -destination-path svm_backup: -type XDP -schedule my_daily -policy my_mirrored -identity-preserve false
    ポリシー タイプがmirror-vaultのカスタム ポリシーを作成した場合、次の例はユニファイド レプリケーション関係を作成します。この関係では、ネットワーク、ネーム サービス、およびその他の設定がSVMレプリケーションから除外されます。
    cluster_dst::> snapmirror create -source-path svm1: -destination-path svm_backup: -type XDP -schedule my_daily -policy my_unified -identity-preserve false
  4. デスティネーションSVMを停止します。vserver stopSVM name
    次の例は、dvs1という名前のデスティネーションSVMを停止します。
    destination_cluster::> vserver stop -vserver dvs1
  5. SMBを使用する場合は、CIFSサーバも設定してください。
    CIFSのみ:CIFSサーバの作成を参照してください。
  6. デスティネーションSVMまたはデスティネーション クラスタから、SVMレプリケーション関係を初期化します。 snapmirror initialize -source-path SVM_name: -destination-path SVM_name:

終了後の操作

災害発生時のデータ アクセス用に、デスティネーションSVMでネットワークとプロトコルを設定する必要があります。