NVDIMMバッテリの交換
NVDIMMバッテリを交換するには、コントローラ モジュールを取り出し、バッテリを取り外し、バッテリを交換してから、コントローラ モジュールを再度取り付ける必要があります。
タスク概要
システムのその他のコンポーネントがすべて正常に動作している必要があります。問題がある場合は、必ずテクニカル サポートにお問い合わせください。
障害のあるコントローラのシャットダウン
ストレージ システムのハードウェア構成に応じた手順を使用して、障害のあるコントローラをシャットダウンまたはテイクオーバーできます。
コントローラ モジュールの取り外し
コントローラ モジュール内部のコンポーネントにアクセスするには、コントローラ モジュールをシャーシから取り外す必要があります。
NVDIMMバッテリの交換
NVDIMMバッテリを交換するには、障害が発生したバッテリをコントローラ モジュールから取り外し、交換用バッテリをコントローラ モジュールに取り付ける必要があります。NVDIMMバッテリの場所を確認するには、コントローラ モジュール内のFRUマップを参照してください。
コントローラ モジュールの取り付け
コントローラ モジュールのコンポーネントを交換したら、コントローラ モジュールをシャーシに再設置してから、保守モードで起動する必要があります。
診断の実行
システム内のコンポーネントを交換したら、そのコンポーネントに対して診断テストを実行する必要があります。
診断実行後にコントローラ モジュールを稼働状態に戻す
診断が完了したら、システムにケーブルを再接続してコントローラ モジュールをギブバックし、自動ギブバックを再度有効にする必要があります。
2ノードMetroCluster構成でのアグリゲートのスイッチバック
2ノードMetroCluster構成でFRUの交換が完了したら、MetroClusterスイッチバック処理を実行できます。これにより構成が通常の動作状態に戻ります。また、障害が発生していたサイトの同期元
Storage Virtual Machine(SVM)
がアクティブになり、ローカル ディスク プールからデータを提供します。
交換プロセスの完了
部品の交換後、障害のある部品は、キットに付属するRMA指示書に従って
ネットアップ
に返却してください。
RMA番号を確認する場合や、交換手順についてサポートが必要な場合は、テクニカル サポートにお問い合わせください。
ネットアップ サポート
にアクセスするか、日本国内サポート用電話番号:国内フリーダイヤル0066-33-123-265または0066-33-821-274(国際フリーフォン800-800-80-800も使用可能)までご連絡ください。