新しいコントローラ モジュールでのData ONTAPのネットブートとセットアップ

一連の手順を実行して、新しいコントローラ モジュールでオペレーティング システムをブートしてインストールする必要があります。

タスク概要

この手順にはディスクの初期化が含まれます。ディスクの初期化に要する時間は、ディスクのサイズによって異なります。

ディスク パーティショニングを使用していないシステムでは、自動的に2つのディスクが新しいコントローラ モジュールに割り当てられます。

物理ストレージ管理ガイド

ONTAP 9 ディスクとアグリゲート パワー ガイド

手順

  1. Data ONTAP 8.2.x以前を実行している場合は、ターゲット ノード コンソールのLOADERプロンプト(LOADER>、LOADER-A>、またはLOADER-B>)で次のブート環境変数を設定します。setenv bootarg.init.boot_clustered true
    注: この手順は、Data ONTAPを実行しているシステムにのみ該当します。
  2. LOADERプロンプトで新しいコントローラ モジュールのIPアドレスを設定します。
    DHCP コマンド
    利用可能 ifconfig e0M -auto
    該当なし ifconfig e0M -addr=filer_addr -mask=netmask -gw=gateway -dns=dns_addr -domain=dns_domain

    filer_addr は、ストレージ システムのIPアドレスです。

    netmask は、ストレージ システムのネットワーク マスクです。

    gateway は、ストレージ システムのゲートウェイです。

    dns_addr は、ネットワーク上のネーム サーバのIPアドレスです。

    dns_domain は、ドメイン ネーム システム(DNS)ドメイン名です。このオプション パラメータを使用する場合は、ネットブート サーバのURLに完全修飾ドメイン名を指定する必要はなく、サーバのホスト名だけを指定します。
    注: 使用するインターフェイスによっては、これ以外のパラメータが必要になる場合もあります。詳細については、LOADERプロンプトでhelp ifconfigコマンドを使用してください。
  3. LOADERプロンプトでネットブートを実行します。netboot http://path_to_web-accessible_directory/netboot/kernel
  4. 表示されたメニューから、[Install new software first]オプションを選択します。
  5. 現在ノードが実行されていない代替ソフトウェアのインストールに関するプロンプトが表示されたら、「y」と入力します。
  6. プロンプトが表示されたら、image.tgzファイルへのパスを入力します。
    What is the URL for the package?
    http://path_to_web-accessible_directory/image.tgz
  7. プロンプトが表示されたら、「n」を入力してバックアップ リカバリをスキップします。
    ****************************************************************
    *             Restore Backup Configuration                     *
    *  This procedure only applies to storage controllers that     *
    *  are configured as an HA pair.                               *
    *                                                              *
    *  Choose Yes to restore the "varfs" backup configuration      *
    *  from the SSH server.  Refer to the Boot Device Replacement  *
    *  guide for more details.                                     *
    *  Choose No to skip the backup recovery and return to the     *
    *  boot menu.                                                  *
    ****************************************************************
    
    Do you want to restore the backup configuration
    now? {y|n} n
    
  8. プロンプトが表示されたら、「y」と入力してリブートします。
    The node must be rebooted to start using the newly installed software. Do you want to
    reboot now? {y|n}y
    
  9. 必要に応じて、ノードのブート後に[Clean configuration and initialize all disks]オプションを選択します。
    新しいコントローラ モジュールを設定していて、コントローラ モジュールのディスクは空であるため、このオプションを選択するとすべてのディスクのデータが消去されるという警告に対して「y」と応答できます。
    注: ディスクの初期化に要する時間は、ディスクのサイズと構成によって異なります。
  10. 該当するウィザードに応答します。
    実行中のバージョン 操作
    Data ONTAP 8.2.x以前 ディスクが初期化されると、クラスタ セットアップ ウィザードが起動します。
    1. ウィザードの指示に従って、ノード管理情報を入力します。
    2. 手順11に進みます。
    ONTAP 8.3以降 ディスクが初期化されると、ノード セットアップ ウィザードが起動します。
    1. 次の例のように、コンソールでノード管理LIFの情報を入力します。
      Welcome to node setup.
      
      You can enter the following commands at any time:
        "help" or "?" - if you want to have a question clarified,
        "back" - if you want to change previously answered questions, and
        "exit" or "quit" - if you want to quit the cluster setup wizard.
           Any changes you made before quitting will be saved.
      
      To accept a default or omit a question, do not enter a value.
      
      This system will send event messages and weekly reports to NetApp 
      Technical Support. To disable this feature, enter "autosupport 
      modify -support disable" within 24 hours. Enabling AutoSupport can 
      significantly speed problem determination and resolution should 
      a problem occur on your system.
      For further information on AutoSupport, please see:
      http://support.netapp.com/autosupport/
      
      
      Type yes to confirm and continue{yes}: yes
      
      Enter the node management interface port [e0M]:
      Enter the node management interface IP address: 10.98.230.86  
      Enter the node management interface netmask: 255.255.240.0
      Enter the node management interface default gateway: 10.98.224.1
      A node management interface on port e0c with IP address 10.98.230.86 has been created.
      
      This node has its management address assigned and is ready for cluster setup.
      
      To complete cluster setup after all nodes are ready, download and run the System Setup utility from the 
      NetApp Support Site and use it to discover the configured nodes.
      
      For System Setup, this node's management address is: 10.98.230.86
    2. 管理者のログインIDの入力を求められたら、手動で入力します。
    3. プロンプトから手動でクラスタ セットアップ ウィザードを起動します。cluster setup
  11. クラスタ セットアップ ウィザードを実行したまま、ノードをクラスタに追加します。join
    Welcome to the cluster setup wizard.
    
    You can enter the following commands at any time:
      "help" or "?" - if you want to have a question clarified,
      "back" - if you want to change previously answered questions, and
      "exit" or "quit" - if you want to quit the cluster setup wizard.
         Any changes you made before quitting will be saved.
    
    You can return to cluster setup at any time by typing "cluster setup".
    To accept a default or omit a question, do not enter a value.
    
    
    Do you want to create a new cluster or join an existing cluster? {create, join}: join
    
    
    
    注: 既存のノードが2ポート クラスタ用に設定されている場合、および新しいノードがデフォルト ポート(デフォルトで4つのクラスタ ポートを持つ80408060、および8080の各システム)を使用する一部のケースでは、クラスタへの追加に失敗します。 クラスタ セットアップを終了し、network port modify -ipspaceコマンドを実行してクラスタ ネットワーク用のポートだけがセットアップ時にチェックされるようにする必要があります。
  12. ストレージ フェイルオーバーをHAモードに設定するように求められたら、「yes」と応答します。
    Non-HA mode, Reboot node to activate HA
    
    Warning: Ensure that the HA partner has started disk initialization before
    rebooting this node to enable HA.
    Do you want to reboot now to set storage failover (SFO) to HA mode?
    {yes, no} [yes]: yes
    
    Rebooting now
    
    ノードのリブート後、クラスタ セットアップ ウィザードにWelcome to node setupと表示され、ノードのセットアップを完了するように求められます。
  13. 使用するサイトに応じて残りのプロンプトに応答します。
    詳細については、使用しているONTAPバージョンのclustered Data ONTAPソフトウェア セットアップ ガイドを参照してください。
  14. システムが2ノードのスイッチレス クラスタ構成の場合は、既存のノードにクラスタ インターフェイスを作成して、クラスタ ポートにクラスタLIFを作成します。network interface create
    次の例は、ノードのクラスタ ポートの1つにクラスタLIFを作成する方法を示しています。-autoパラメータは、LIFでリンク ローカルIPアドレスを使用するように設定します。
    cluster1::> network interface create -vserver Cluster -lif clus1 -role cluster -home-node node0 -home-port e1a -auto true
  15. セットアップが完了したら、ノードが正常に機能しており、クラスタへの参加条件を満たしていることを確認します。cluster show
    次の例は、2つ目のノード(cluster1-02)をクラスタに追加したあとのクラスタを示しています。
    cluster1::> cluster show
    Node                  Health  Eligibility
    --------------------- ------- ------------
    cluster1-01           true    true
    cluster1-02           true    true
    
    cluster setupコマンドを使用すると、クラスタ セットアップ ウィザードにアクセスして、管理Storage Virtual Machine(SVM)またはノードSVMに対して入力した値を変更できます。