この手順を使用して、Broadcom対応BES-53248クラスタ スイッチの初期取り付けを実行できます。
タスク概要
使用中のクラスタ スイッチに該当する
ネットアップEFOSソフトウェアは、
ネットアップ サポート サイト(mysupport.netapp.com)からダウンロードできます。
mysupport.netapp.com
EFOSは、データセンター アプリケーション向けにさまざまなイーサネット システムおよびIPインフラ システムを開発するために必要な、高度なネットワーク機能とプロトコルの広範なソフトウェア セットです。EFOSソフトウェアは、パケットの検査や分離を完全に行う必要がある最先端のアプリケーションを使用しているネットワーク組織のあらゆるデバイスに適したアーキテクチャです。
次の手順では、スイッチを設置して稼働させるためのプロセスの概要を示します。
手順
- シリアル ポートを任意のホストまたはシリアル ポートに接続します。
- 管理ポート(スイッチの左側にあるRJ-45レンチ ポート)を、TFTPサーバが配置されているネットワークと同じネットワークに接続します。
-
コンソールで、ホスト側のシリアル設定を行います。
- 115200ボー
- 8データ ビット
- 1ストップ ビット
- パリティ:なし
- フロー制御:なし
-
スイッチにadminとしてログインし、パスワードの入力を求められたらEnterキーを押します。デフォルトのスイッチ名はroutingです。コマンド プロンプトで、enableを実行します。これにより、スイッチ構成の特権EXECモードにアクセスできます。
User:admin
Password:
(Routing)> enable
Password:
(Routing) #
- スイッチ名をcs2に変更します。
(Routing) # hostname cs2
(cs2) #
- 静的IPアドレスを設定するには、例に示すように、serviceport protocol、network protocol、およびserviceport ipのコマンドを使用します。
デフォルトでは、サービスポートはDHCPを使用するように設定されています。IPアドレス、サブネット マスク、デフォルト ゲートウェイ アドレスが自動的に割り当てられます。
(cs2) # serviceport protocol none
(cs2) # network protocol none
(cs2) # serviceport ip ipaddr netmask gateway
- 次のコマンドを使用して結果を確認します。show serviceport
次の例は、DHCPサーバによって提供されるIP情報を示しています。
(cs2) # show serviceport
Interface Status............................... Up
IP Address..................................... 172.19.2.2
Subnet Mask.................................... 255.255.255.0
Default Gateway................................ 172.19.2.254
IPv6 Administrative Mode....................... Enabled
IPv6 Prefix is ................................ fe80::dac4:97ff:fe71:123c/64
IPv6 Default Router............................ fe80::20b:45ff:fea9:5dc0
Configured IPv4 Protocol....................... DHCP
Configured IPv6 Protocol....................... None
IPv6 AutoConfig Mode........................... Disabled
Burned In MAC Address.......................... D8:C4:97:71:12:3C