新しいノードのセットアップ

ストレージを移動してアップグレードするプロセスでは、新しいノードの電源をオンにし、ソフトウェア イメージをブートして、新しいノードを設定します。

手順

  1. 最初の新しいノードの電源をオンにし、すぐにコンソール端末でCtrl+Cキーを押して、ブート環境プロンプト(LOADERプロンプト)にアクセスします。
    両方のノードを同じシャーシに配置してアップグレードしている場合は、もう一方のノードもリブートします。ここではもう一方のノードのブートは無視してかまいません。
  2. 新しいノードがシングルシャーシ構成の場合(コントローラが同じシャーシ内にある場合)は、次の手順を実行します。
    1. コンソール ケーブルを現在の新しいノードからもう一方の新しいノードに切り替えます。
    2. 2番目のノードの電源をオンにしてから、コンソール端末でCtrl+Cキーを押してブート プロセスを中断し、ブート環境プロンプトにアクセスします。
      両方のコントローラが同じシャーシ内にある場合は、電源はすでにオンになっているはずです。
      2番目のノードはブート環境プロンプトのままにしておきます。最初のノードの設置後、ここに戻って以降の手順を繰り返します。
    3. コンソール ケーブルをもう一度最初のノードに接続します。
  3. ブート環境プロンプトで、次のコマンドを入力します。set-defaults
  4. ブート環境プロンプトで、管理LIFのネットブート接続を設定します。
    IPアドレス 操作
    DHCP

    自動接続を設定します。

    ifconfig e0M -auto
    固定

    手動接続を設定します。

    ifconfig e0M -addr=ip_addr -mask=netmask -gw=gateway -dns=dns_addr -domain=dns_domain
    注: -dns=引数と-domain=引数は、名前ではなくIPアドレスでアクセスする場合は省略できます。
  5. ブート環境プロンプトで、新しいノードのネットブートを実行します。netboot http://path_to_the_web-accessible_directory/netboot/kernel
    path_to_the_web-accessible_directoryは、ダウンロードしたnetboot.tgzファイルの場所です。
  6. ブート メニューからオプション([7) Install new software first]を選択し、新しいソフトウェア イメージをダウンロードし、ブート デバイスにインストールします。
    "This procedure is not supported for Non-Disruptive Upgrade on an HA pair"というメッセージは無視します。これはソフトウェアの無停止アップグレードを対象としたメッセージで、コントローラのアップグレードには該当しません。
  7. 手順を続行するかどうかを確認するメッセージが表示されたら「y」と入力し、パッケージの場所を尋ねるプロンプトが表示されたらイメージ ファイルのURLを入力します。http://path_to_the_web-accessible_directory/image.tgz
    ユーザ名の入力を求めるプロンプトが表示されたら、Enterキーを押して続行します。
  8. 次のようなプロンプトが表示されたら、「n」と入力し、バックアップ リカバリをスキップします。
    Do you want to restore the backup configuration now? {y|n}
  9. 次のようなプロンプトが表示されたら、「y」と入力してリブートします。
    The node must be rebooted to start using the newly installed software. Do you want to reboot now? {y|n}
  10. リブート プロセスを中断するよう求めるプロンプトが表示されたら、Ctrl+Cキーを押してブート メニューを表示します。
  11. ブート メニューから、[(5) Maintenance mode boot]を選択しメンテナンス モードにアクセスします。
  12. 必要に応じて、ノードのFCポートまたはCNAポートへの変更を実施し、ノードをメンテナンス モードにリブートします。
  13. メンテナンス モードで、コントローラとシャーシの設定が正しいHA状態になっていることを確認します。ha-config show
    構成 手順
    HA構成 コマンド出力にhaが表示されていることを確認する必要があります。
    *> ha-config show
       Chassis HA configuration: ha
       Controller HA configuration: ha
    

    システムは、HAペア構成かスタンドアロン構成かをPROMに記録します。状態は、スタンドアロン システムまたはHAペア内のすべてのコンポーネントで同じである必要があります

    ha-config modify controller haコマンドは、コントローラをhaに設定します。ha-config modify chassis haコマンドは、シャーシをhaに設定します。

    ONTAP 9 ハイアベイラビリティ構成ガイド

    使用しているバージョンのData ONTAP 8に対する『ハイアベイラビリティ構成ガイド』を検索してください

    MetroCluster構成 コマンド出力に正しいMetroClusterの設定が表示されていることを確認する必要があります。
    • 2ノードMetroCluster構成の場合はmcc-2n
    • その他のMetroCluster構成の場合はmcc
    次に例を示します。
    *> ha-config show
       Chassis HA configuration: mcc-2n
       Controller HA configuration: mcc-2n
    

    ha-config modify controller {mcc-2n|mcc}コマンドはコントローラ設定を変更し、ha-config modify chassis {mcc-2n|mcc}コマンドはMetroCluster構成のシャーシ設定を変更します。

    ONTAP 9 ファブリック接続MetroClusterインストールおよび設定ガイド

    ONTAP 9 ストレッチMetroClusterインストールおよび設定ガイド

  14. ローカル メールボックスを削除するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、「y」と入力して確認します。
  15. メンテナンス モードを終了します。halt
    ブート環境プロンプトが表示されます。