アグリゲートの作成と新しいノードへのボリュームの移動

元のノードから移動するボリュームを格納するために、新しい各ノードに少なくとも1つのアグリゲートを作成します。ボリュームごとにアグリゲートを指定し、各ボリュームを個別に移動する必要があります。

開始する前に

ボリュームを移動するためには、データ保護ミラー関係を初期化しておく必要があります。

使用しているバージョンのData ONTAP 8に対する『データ保護ガイド』を検索してください

手順

  1. 新しいノードごとに少なくとも1つのアグリゲートを作成します。storage aggregate create -aggregate aggr_name -node new_node_name -diskcount integer
  2. vserver add-aggregatesコマンドを使用して、ボリュームを移動する元のノードのアグリゲートと同じSVMに新しいアグリゲートを追加します。

    新しいアグリゲートとボリュームの移動元となる古いアグリゲートの両方が同じSVMに存在する必要があります。

  3. vserver show -vserver svm_nameコマンドを使用して、元のノードのアグリゲートと同じSVMに新しいアグリゲートが割り当てられていることを確認します。
  4. 元のノードから新しいノードに移動するボリュームの情報を表示します。volume show -vserver svm_name -node original_node_name
    あとで参照できるように、コマンドの出力は残しておく必要があります。
    次の例では、vs1 SVMnode0ノードのボリュームを表示します。
    cluster::> volume show -vserver vs1 -node node0
    Vserver   Volume       Aggregate    State      Type       Size  Available Used%
    --------- ------------ ------------ ---------- ---- ---------- ---------- -----
    vs1       clone        aggr1        online     RW         40MB    37.87MB    5%
    vs1       vol1         aggr1        online     RW         40MB    37.87MB    5%
    vs1       vs1root      aggr1        online     RW         20MB    18.88MB    5%
    3 entries were displayed.
    
  5. 指定したボリュームを移動可能なアグリゲートを特定します。volume move target-aggr show -vserver svm_name -volume vol_name
    次の例は、vs2 SVM上のuser_maxボリュームを、リストされているどのアグリゲートにも移動できることを示しています。
    cluster::> volume move target-aggr show -vserver vs2 -volume user_max
    Aggregate Name   Available Size  Storage Type
    --------------   --------------  ------------
    aggr2            467.9GB         FCAL
    node12a_aggr3    10.34GB         FCAL
    node12a_aggr2    10.36GB         FCAL
    node12a_aggr1    10.36GB         FCAL
    node12a_aggr4    10.36GB         FCAL
    5 entries were displayed
    
  6. 移動する各ボリュームで検証チェックを実行し、指定したアグリゲートに移動できることを確認します。volume move start -vserver svm_name -volume volume_name -destination-aggregate destination_aggregate_name -perform-validation-only true
  7. ボリュームを一度に1つずつ移動します(advanced権限レベル)。volume move start -vserver svm_name -volume vol_name -destination-aggregate destination_aggr_name -cutover-window integer
    ノードのルート ボリューム(vol0)は移動できません。他のボリューム(SVMルート ボリュームを含む)は移動できます。
  8. volume move処理の結果を表示して、ボリュームが正常に移動されたことを確認します。volume move show -vserver svm_name -volume vol_name
  9. 何度volume move処理を試行しても最終フェーズが完了しない場合は、強制的に移動を終了します。volume move trigger-cutover -vserver svm_name -volume vol_name -force true
    volume move処理を強制的に終了すると、移動しているボリュームへのクライアント アクセスが中断される可能性があります。
  10. ボリュームが指定されたSVMに正常に移動され、正しいアグリゲートに配置されていることを確認します。volume show -vserver svm_name