TestPingメソッドを使用すると、1Gおよび10Gの両方のインターフェイスで、ICMPパケットを使用してクラスタ内のすべてのノードへのネットワーク接続を確認できます。テストでは、ネットワークのMTU設定に基づいてパケットごとに適切なMTUサイズを使用します。
このメソッドの入力パラメータは次のとおりです。
名前 | 説明 | タイプ | デフォルト値 | 必須 |
---|---|---|---|---|
attempts | pingテストを繰り返す回数を指定します。 | 整数 | 5 | × |
hosts | pingを実行するデバイスのアドレスまたはホスト名をカンマで区切って指定します。 | 文字列 | クラスタ内のノード | × |
totalTimeoutSec | pingがシステム応答を待機する時間(秒)。この期間を過ぎると、次のpingが実行されるか、またはプロセスが終了します。 | 整数 | 5 | × |
packetSize | 各IPに送信されるICMPパケットで送信するバイト数を指定します。ネットワーク設定で指定されている最大MTUより小さい値を指定する必要があります。 | 整数 | なし | × |
pingTimeoutMsec | 個々のping応答を待機する時間(ミリ秒)を指定します。 | 整数 | 500ミリ秒 | × |
prohibitFragmentation | ICMPパケットのDF(Do not Fragment)フラグを有効にします。 | ブーリアン | false | × |
このメソッドの戻り値は次のとおりです。
名前 | 説明 | タイプ |
---|---|---|
details | ノードが通信できた各IPのリスト。 | JSONオブジェクト |
このメソッドの要求例を次に示します。
{ "method": "TestPing", "params": { "totalTimeoutSec": 3, "attempts": 4, "hosts": "127.0.1.1" }, "id" : 1 }
このメソッドの応答例を次に示します。
{ "id": 1, "result": { "result": "Passed", "duration": "0.0193463sec", "details": { "127.0.1.1": { "successful": true, "responseTime": "00:00:00.000035", "individualStatus": [ true, true, true, true ], "individualResponseTimes": [ "00:00:00.000043", "00:00:00.000020", "00:00:00.000052", "00:00:00.000023" ] } } }, "id": 1 }