TestNetworkConfigメソッドを使用すると、指定したネットワーク設定がシステムで使用されているネットワーク設定と一致することを確認できます。
UIまたはTUIでSetNetworkConfigメソッドを使用してノードを設定すると、その設定は検証後に保存されます。TestNetworkConfig APIテストは、この保存された設定を検証後のロジックで使用します。たとえば、停電やネットワーク障害が発生した場合、このAPIメソッドを使用してノードが直近に保存されたネットワーク設定で稼働していることを確認できます。設定にエラーがないこと、および現在の設定が使用中であることが検証されます。
このテストの出力には問題だけが表示されます。エラーがない場合、出力は返されません。次の応答例を参照してください。
このメソッドには入力パラメータはありません。
このメソッドの戻り値は次のとおりです。
名前 | 説明 | タイプ |
---|---|---|
details | 保存されている現在のネットワーク設定と稼働中のネットワーク設定を比較して見つかったエラーが含まれます。 | JSONオブジェクト |
このメソッドの要求例を次に示します。
{ "method": "TestNetworkConfig", "params": {}, "id" : 1 }
エラーが検出されなかった場合、応答は返されません。
{ "id" : 1, "result": { "details": { "network": {...} }, "duration": "00:00:00.144514", "result": "Passed" } }
MTUが一致しない例。
{ "id" : 1, "result": { "details" : { "error": { "message" : "Network configuration mismatch on Bond10G: Incorrect MTU expectedMTU=[1500] actualMTU=[9600]", name: "xAssertionFailure" } }, "duration": "0.125213sec", "result": "Failed" } }
静的ルートが見つからない例。
{ "id": 1, "result": { "details" : { "error": { "message" : "Network configuration mismatch on Bond1G: Routing table missing route=[192.168.137.2 via 192.168.159.254 dev Bond1G]", name: "xAssertionFailure" } }, "duration" : "0.128547sec", "result" : "Failed" } }