管理ノード10.xからバージョン11.xへの移行

管理ノードのバージョンが10.xの場合、10.xから11.xにアップグレードすることはできません。代わりに、ここに記載する移行手順を使用して、新しく導入した11.1の管理ノードに10.xから設定をコピーします。現在の管理ノードが11.0以降の場合は、この手順は省略してください。Elementソフトウェアを10.3以降から11.xにアップグレードするには、管理ノード11.0または11.1と最新のHealthToolsが必要です。

開始する前に

タスク概要

古いバージョンのElementソフトウェアからのアップグレードについては、アップグレード情報を参照してください。

ネットアップ ナレッジベースの回答1088254:「Upgrade matrix for storage clusters running NetApp Element Software」

注意:既存の管理ノードがupdate-fdvaを使用して10.3に更新されている場合は、HealthToolsの実行やストレージ クラスタのアップグレードに使用する前に、ネットアップ サポートで提供しているパッチの適用が必要になることがあります。

手順

  1. ネットアップ サポート サイトから、インストール環境に対応したOVAまたはISOをダウンロードします。
  2. OVAをダウンロードした場合は、vSphereで導入します。
  3. ISOをダウンロードした場合は、次の手順を実行します。
    1. 以下の構成でハイパーバイザーから新しい64ビットの仮想マシンを作成します。
      • 仮想CPU×6
      • 12GB RAM
      • 400GBの仮想ディスク、シンプロビジョニング
      • (オプション)インターネット アクセスとストレージMVIPへのアクセスが可能な仮想ネットワーク インターフェイス×1
      注意:このあとの手順で指示があるまでは仮想マシンの電源をオンにしないでください。
    2. 仮想マシンにISOを接続し、.isoインストール イメージでブートします。
      注:イメージを使用して管理ノードをインストールすると、スプラッシュ画面が表示されるまでに30秒程度かかることがあります。
  4. インストールが完了したら、管理ノードの仮想マシンの電源をオンにします。
  5. ターミナル ユーザ インターフェイス(TUI)を使用して、新しい管理者のIDを作成し、パスワードを割り当てます。
    ヒント:テキストを入力するには、キーボードのEnterキーを3回押して編集モードを開始します。テキストの入力が終了したら、もう一度Enterキーを押して編集モードを終了します。フィールド間を移動するには矢印キーを使用します。
  6. TUIを使用して管理ノードのネットワークを設定します。
  7. 管理ノードのTUIで、新しいIDとパスワードを使用して管理ノードにログインし、動作を確認します。
  8. Element Plug-in for vCenter Serverを使用している環境では、次の手順を実行します。
    1. vSphereから管理ノードのVMコンソールを開きます。管理ノードのターミナル ユーザ インターフェイス(TUI)が起動します。
    2. 管理ノード11.0または11.1のIPアドレスを取得し、ポート9443でこのIPアドレスにアクセスして管理ノードUIを開きます。
      https://<mNode IP address>:9443
    3. vSphereで、[NetApp Element Configuration] > [mNode Settings]を選択します。旧バージョンの場合、最初のメニューは[NetApp SolidFire Configuration]です。
    4. [Actions] > [Clear]をクリックします。
    5. 確認のために[Yes]をクリックします。[mNode Status]フィールドに[Not Configured]と表示されます。
      注:[mNode Settings]タブに初めてアクセスした場合、[mNode Status]フィールドに[UP]ではなく[Not Configured]と表示され、[Actions] > [Clear]を選択できないことがあります。ブラウザの表示を更新すると、 [mNode Status]フィールドの表示は[UP]に変わります。
    6. vSphereからログアウトします。
    7. Webブラウザで、管理ノードの登録ユーティリティ(https://<mNode IP address>:9443)を開き、[QoSSIOC Service Management]を選択します。
    8. QoSSIOCの新しいパスワードを設定します。
      注:デフォルトのパスワードはsolidfireです。新しいパスワードを設定するには、このパスワードが必要です。
    9. [vCenter Plug-in Registration]タブをクリックします。
    10. [Update Plug-in]を選択します。
    11. 必要な値を入力します。作業が終了したら、[UPDATE]をクリックします。
    12. vSphereにログインし、[NetApp Element Configuration] > [mNode Settings]を選択します。
    13. [Actions] > [Configure]をクリックします。
    14. 管理ノードのIPアドレス、ユーザID(ユーザ名はadmin)と登録ユーティリティの[QoSSIOC Service Management]タブで設定したパスワード、およびvCenterのユーザIDとパスワードを入力します。
      vSphereで、[mNode Settings]タブの[mNode Status][UP]と表示され、管理ノード11.1がvCenterに登録されたことを確認します。
    15. 管理ノードの登録ユーティリティ(https://<mNode 11.1 IP address>:9443)で、[QoSSIOC Service Management]からSIOCサービスを再起動します。
    16. 1分間待ってから、[NetApp Element Configuration] > [mNode Settings]タブを確認します。[mNode Status][UP]と表示されていることを確認してください。
      ステータスが[DOWN]の場合は、/sf/packages/sioc/app.propertiesに対する権限を確認します。正しい権限は-rwx------です。
  9. SolidFire Active IQを使用している環境では、次の手順を実行します。
    1. 管理ノードにSSH接続し、/sf/packages/collectorディレクトリに移動します。
    2. 次のコマンドを実行します。
      sudo ./manage-collector.py --set-username netapp --set-password --set-mvip <MVIP>
    3. プロンプトが表示されたら、管理ノードUIのパスワードを入力します。
    4. 次のコマンドを実行します。
      ./manage-collector.py --get-all
        sudo systemctl restart sfcollector
    5. sfcollectorログでコレクタが動作していることを確認します。
  10. vSphereで、[NetApp Element Configuration] > [mNode Settings]を選択し、管理ノードが[UP]と表示されることを確認します。
  11. すべての動作が想定どおりであることを確認したら、交換する管理ノードをシャットダウンしてVMを削除します。