DeleteVolumeメソッドを使用すると、アクティブなボリュームを削除対象としてマークできます。マークされたボリュームは、クリーンアップ間隔の経過後にパージされます(完全に削除されます)。
ボリュームの削除を要求すると、ボリュームへのアクティブなiSCSI接続はただちに終了します。ボリュームがこの状態になっている間、接続は許可されません。マークされたボリュームは、ターゲットの検出要求では返されません。
削除対象としてマークされたボリュームのSnapshotは影響を受けません。Snapshotは、ボリュームがシステムからパージされるまで保持されます。削除対象としてマークされたボリュームで、ボリュームの一括読み取り / 書き込み処理が進行中の場合、その処理は停止します。
削除するボリュームが別のボリュームとペアになっている場合、ペア ボリューム間のレプリケーションは中断され、削除状態の間このボリュームのデータは転送されません。削除されたボリュームとペアになっていたリモート ボリュームはPausedMisconfigured状態になり、削除されたボリュームとの間ではデータは送受信されません。削除されたボリュームがパージされるまでは、ボリュームをリストアしてデータ転送を再開できます。削除されたボリュームがシステムからパージされると、ペアになっていたボリュームはStoppedMisconfigured状態になり、ボリューム ペアリングのステータスが削除されます。パージされたボリュームは完全に使用できなくなります。
このメソッドの入力パラメータは次のとおりです。
名前 | 説明 | タイプ | デフォルト値 | 必須 |
---|---|---|---|---|
volumeID | 削除するボリュームのID。 | 整数 | なし | ○ |
このメソッドの戻り値は次のとおりです。
名前 | 説明 | タイプ |
---|---|---|
volume | 削除されたボリュームの情報を含むオブジェクト。 | volume |
volumeID | 削除されたボリュームのID。 | 整数 |
curve | curveは一連のキーと値のペアです。キーはI/Oサイズ(バイト)です。値は特定のI/OサイズでIOPを実行する際のコストを表します。curveは、100 IOPSでの4,096バイトの処理セットと比較して計算されます。 | JSONオブジェクト |
このメソッドの要求例を次に示します。
{ "method": "DeleteVolume", "params": { "volumeID" : 5 }, "id" : 1 }
このメソッドの応答例を次に示します。
{ "id": 1, "result": { "volume": { "access": "readWrite", "accountID": 1, "attributes": { "name1": "value1", "name2": "value2", "name3": "value3" }, "blockSize": 4096, "createTime": "2016-03-28T16:16:13Z", "deleteTime": "2016-03-31T22:59:42Z", "enable512e": true, "iqn": "iqn.2010-01.com.solidfire:jyay.1459181777648.5", "name": "1459181777648", "purgeTime": "2016-04-01T06:59:42Z", "qos": { "burstIOPS": 150, "burstTime": 60, "curve": { "4096": 100, "8192": 160, "16384": 270, "32768": 500, "65536": 1000, "131072": 1950, "262144": 3900, "524288": 7600, "1048576": 15000 }, "maxIOPS": 100, "minIOPS": 60 }, "scsiEUIDeviceID": "6a79617900000005f47acc0100000000", "scsiNAADeviceID": "6f47acc1000000006a79617900000005", "sliceCount": 1, "status": "deleted", "totalSize": 1000341504, "virtualVolumeID": null, "volumeAccessGroups": [ 1 ], "volumeID": 5, "volumePairs": [] } } }
9.6