CopyVolumeメソッドを使用すると、既存のボリュームのデータ コンテンツを別のボリューム(またはSnapshot)のデータ コンテンツで上書きできます。IQN、QoS設定、サイズ、アカウント、ボリューム アクセス グループのメンバーシップなどの、デスティネーション ボリュームの属性は変更されません。デスティネーション ボリュームは、すでに存在していてソース ボリュームと同じサイズである必要があります。
この処理を開始する前にクライアントでデスティネーション ボリュームをアンマウントすることを推奨します。処理中にデスティネーション ボリュームが変更された場合、変更は失われます。この処理が完了するまでの所要時間は状況によって異なります。GetAsyncResultメソッドを使用してプロセスがいつ完了したかを調べたり、ListSyncJobsを使用してコピーの進捗状況を確認したりできます。
このメソッドの入力パラメータは次のとおりです。
名前 | 説明 | タイプ | デフォルト値 | 必須 |
---|---|---|---|---|
dstVolumeID | 上書きするボリュームのID。 | 整数 | なし | ○ |
volumeID | データを読み取るボリュームのID。 | 整数 | なし | ○ |
snapshotID | クローンのソースとして使用するSnapshotのID。IDを指定しない場合は、現在のアクティブ ボリュームが使用されます。 | 整数 | なし | × |
このメソッドの戻り値は次のとおりです。
名前 | 説明 | タイプ |
---|---|---|
asyncHandle | 処理結果の取得に使用するハンドル値。 | 整数 |
cloneID | 新しいクローン ボリュームのクローンID。 | 整数 |
このメソッドの要求例を次に示します。
{ "method": "CopyVolume", "params": { "volumeID" : 3, "dstVolumeID" : 2 }, "id" : 1 }
このメソッドの応答例を次に示します。
{ "id": 1, "result": { "asyncHandle": 9, "cloneID": 5 } }
9.6