DeleteVolumesメソッドを使用すると、複数(最大500個)のアクティブなボリュームを削除対象としてマークできます。マークされたボリュームは、クリーンアップ間隔の経過後にパージされます(完全に削除されます)。
ボリュームの削除を要求すると、ボリュームへのアクティブなiSCSI接続はただちに終了します。ボリュームが削除対象としてマークされている間、接続は許可されません。マークされたボリュームは、ターゲットの検出要求では返されません。
削除対象としてマークされたボリュームのSnapshotは影響を受けません。Snapshotは、ボリュームがシステムからパージされるまで保持されます。削除対象としてマークされたボリュームで、ボリュームの一括読み取り / 書き込み処理が進行中の場合、その処理は停止します。
削除するボリュームが別のボリュームとペアになっている場合、ペア ボリューム間のレプリケーションは中断されます。削除状態の間、そのボリュームのデータは転送されません。削除されたボリュームとペアになっていたリモート ボリュームはPausedMisconfigured状態になり、削除されたボリュームとの間ではデータは送受信されません。削除されたボリュームがパージされるまでは、ボリュームをリストアしてデータ転送を再開できます。削除されたボリュームがシステムからパージされると、ペアになっていたボリュームはStoppedMisconfigured状態になり、ボリューム ペアリングのステータスが削除されます。パージされたボリュームは完全に使用できなくなります。
名前 | 説明 | タイプ | デフォルト値 | 必須 |
---|---|---|---|---|
volumeIDs | システムから削除するボリュームのIDのリスト。 | 整数の配列 | なし | 「注」を参照。 |
volumeAccessGroupIDs | ボリューム アクセス グループIDのリスト。このリストで指定したすべてのボリューム アクセス グループのすべてのボリュームがシステムから削除されます。 | 整数の配列 | なし | 「注」を参照。 |
accountIDs | アカウントIDのリスト。指定したアカウントのすべてのボリュームがシステムから削除されます。 | 整数の配列 | なし | 「注」を参照。 |
このメソッドの戻り値は次のとおりです。
名前 | 説明 | タイプ |
---|---|---|
volumes | 削除されたボリュームに関する情報。 | volume |
curve | curveは一連のキーと値のペアです。キーはI/Oサイズ(バイト)です。値は特定のI/OサイズでIOPを実行する際のコストを表します。curveは、100 IOPSでの4,096バイトの処理セットと比較して計算されます。 | JSONオブジェクト |
このメソッドの要求例を次に示します。
{ "method": "DeleteVolumes", "params": { "accountIDs" : [1, 2, 3] }, "id" : 1 }
このメソッドの応答例を次に示します。
{ "id" : 1, "result": { "volumes" : [ { "access": "readWrite", "accountID": 1, "attributes": {}, "blockSize": 4096, "createTime": "2015-03-06T18:50:56Z", "deleteTime": "", "enable512e": False, "iqn": "iqn.2010-01.com.solidfire:pzsr.vclient-030-v00001.1", "name": "vclient-030-v00001", "qos": { "burstIOPS": 15000, "burstTime": 60, "curve": {}, "maxIOPS": 15000, "minIOPS": 100 }, "purgeTime": "", "sliceCount": 1, "scsiEUIDeviceID": "707a737200000001f47acc0100000000", "scsiNAADeviceID": "6f47acc100000000707a737200000001", "status": "active", "totalSize": 10000003072, "virtualVolumeID": 5, "volumeAccessGroups": [], "volumePairs": [], "volumeID": 1 } ] } }
9.6