アラートはクラスタの障害またはエラーであり、発生時に報告されます。アラートには、情報、警告、エラーがあり、クラスタの稼働状況を表すインジケータとして利用できます。ほとんどのエラーは自動的に解決しますが、一部のエラーでは手動での対応が必要です。
NetApp Element Management拡張ポイントの
[Reporting]タブにある
[Alerts]ページで、個々のシステム アラートに関する情報を確認できます。
アラートが解決されると、そのアラートに関するすべての情報(解決された日付を含む)が[Resolved]ビューに移動します。
このページに表示される列は次のとおりです。
- ID
- クラスタ アラートの一意のID。
- Severity
- warning:近々対応が必要になる可能性があるが、深刻ではない問題です。システムのアップグレードは引き続き可能です。
- error:パフォーマンスが低下したり高可用性(HA)が失われたりする可能性のある障害です。通常、サービスへのそれ以外の影響はありません。
- critical:サービスに影響する深刻な障害です。システムは、API要求およびクライアントI/O要求を処理できません。この状態で運用を続けると、データが失われる可能性があります。
- bestPractice:推奨されるシステム構成のベストプラクティスが使用されていません。
- Type
- node:ノード全体に影響する障害。
- drive:個々のドライブに影響する障害。
- cluster:クラスタ全体に影響する障害。
- service:クラスタ上のサービスに影響する障害。
- volume:クラスタ上のボリュームに影響する障害。
- Node
このエラーに関連するノードのノードID。エラーのタイプがnodeとdriveの場合に表示され、それ以外の場合は「-」(ダッシュ)が表示されます。
- Drive ID
- このエラーに関連するドライブのドライブID。エラーのタイプがdriveの場合に表示され、それ以外の場合は「-」(ダッシュ)が表示されます。
- Error Code
- エラーの原因を示すコード。
- Details
- エラーの詳細な説明。
- Time
- この項目は[Active filter]ビューにのみ表示されます。エラーがログに記録された日時です。
- Resolution Date
- この項目は[Resolved filter]ビューにのみ表示されます。エラーが解決された日時です。