SolidFireオールフラッシュ ストレージ システムは、独立した複数のハードウェア コンポーネント(ドライブとノード)で構成されます。これらのコンポーネントは、各ノードでそれぞれ実行されているNetApp Elementソフトウェアを通じて1つのストレージ リソース プールに集約されます。この統合されたクラスタは、単一のストレージ システムとして外部クライアントに提供され、ElementソフトウェアのUI、API、およびその他の管理ツールによって単一のエンティティとして管理されます。
NetApp Elementソフトウェア ユーザ インターフェイスを使用して、SolidFireクラスタのストレージ容量とパフォーマンスを設定および監視できるほか、マルチテナント インフラ全体のストレージ アクティビティを管理できます。

SolidFireオールフラッシュ ストレージ システムには、次のコンポーネントが含まれます。
- ノード:クラスタにストレージ リソースを提供する物理ハードウェア。ノードには次の2つのタイプがあります。
- ストレージ ノード:複数のドライブを搭載したサーバ。
- Fibre Channel(FC)ノード:Fibre Channelスイッチ経由でFCクライアントを接続します。
- クラスタ:SolidFireストレージ システムの中核となるコンポーネントで、4つの以上ノードで構成されます。
- 管理ノード:監視とテレメトリなどのシステム サービスのアップグレードと提供、クラスタのアセットと設定の管理、システムのテストとユーティリティの実行、ネットアップ サポートへのアクセスの許可(トラブルシューティング)を実行できます。管理ノード(mNode)は、Elementソフトウェアベースのストレージ クラスタと連携して実行される仮想マシンです。
- Active IQ:クラスタ全体のデータの履歴ビューを提供するWebベースのツール。ビューは定期的に更新されます。特定のイベント、しきい値、または指標にアラートを設定できます。Active IQを使用すると、システムのパフォーマンスと容量を監視し、クラスタの健全性を常に把握できます。
- ドライブ:ストレージ ノードで使用され、クラスタのデータを格納します。ストレージ ノードには、次の2種類のドライブが含まれます。
- ボリューム メタデータ ドライブ:クラスタ内のボリュームやその他オブジェクトの定義情報を格納します。
- ブロック ドライブ:アプリケーション ボリュームのデータ ブロックを格納します。