リアルタイムでリモート レプリケーションを行うには、Elementソフトウェアを実行する2つのストレージ クラスタをペアリングし、各クラスタのボリュームをペアリングしてから、レプリケーションを検証する必要があります。レプリケーションが完了したら、ボリューム関係を削除します。
開始する前に
- ペアリングするクラスタの一方または両方に対するクラスタ管理者権限が必要です。
- 管理およびストレージ両方のネットワークのすべてのノードIPアドレスが、ペアリングするクラスタ間で相互にルーティングされている必要があります。
- すべてのペア ノードでMTUが同じでなければならず、クラスタ間でエンドツーエンドでサポートされている必要があります。
- 両方のストレージ クラスタに、一意のクラスタ名、MVIP、SVIP、およびすべてのノードIPアドレスが必要です。
- クラスタのElementソフトウェアのバージョンの違いが1メジャー バージョン以内である必要があります。それよりも離れている場合、データ レプリケーションを実行するには一方のクラスタをアップグレードする必要があります。
注:ネットアップは、データのレプリケーション時にWANアクセラレータ アプライアンスを使用することを認定していません。データをレプリケートする2つのクラスタ間にこのアプライアンスを配置すると、圧縮および重複排除の妨げとなる場合があります。WANアクセラレータ アプライアンスを本番環境に導入する前に、影響を十分に検証してください。