ストレージ クラスタ内のすべてのノードがFIPSドライブに対応しているかどうかを確認するには、NetApp ElementソフトウェアのGetFipsReport APIメソッドを使用します。
タスク概要
生成されるレポートには、次のいずれかのステータスが表示されます。
- None:ノードはFIPSドライブ機能に対応していません。
- Partial:ノードはFIPSに対応していますが、一部のドライブがFIPSドライブではありません。
- Ready:ノードはFIPSに対応しており、すべてのドライブがFIPSドライブです(ドライブが存在しない場合も含む)。
手順
- Element APIで次のように入力し、ストレージ クラスタ内のノードとドライブがFIPSドライブに対応しているかどうかを確認します。
GetFipsReport
- 結果を確認し、ステータスが「Ready」になっていないノードを確認します。
- ステータスが「Ready」になっていないノードについて、ドライブがFIPSドライブ機能に対応しているかどうかを確認します。
- Element APIで次のように入力します。GetHardwareList
- DriveEncryptionCapabilityTypeの値を確認します。値が「fips」の場合、そのハードウェアはFIPSドライブ機能に対応しています。
詳細については、『NetApp Element APIリファレンス ガイド』のGetFipsReportまたはListDriveHardwareの説明を参照してください。
- ドライブがFIPSドライブ機能に対応していない場合は、ハードウェア(ノードまたはドライブ)をFIPS対応のハードウェアに交換します。