CreateClusterメソッドを使用すると、「mvip」または「svip」アドレスを所有するクラスタ内のノードを初期化できます。新しいクラスタは、それぞれクラスタの最初のノードの管理IP(MIP)を使用して初期化されます。また、このメソッドは、構成されているすべてのノードを自動的にクラスタに追加します。このメソッドを実行するのは、新しいクラスタを初期化するときに1回だけです。
このメソッドの入力パラメータは次のとおりです。
名前 | 説明 | タイプ | デフォルト値 | 必須 |
---|---|---|---|---|
acceptEula | このクラスタを作成するときに、エンド ユーザ ライセンス契約を承諾するかどうかを指定します。EULAを承諾するには、このパラメータをtrueに設定します。 | ブーリアン | なし | ○ |
attributes | JSONオブジェクト形式の名前と値のペアのリスト。 | JSONオブジェクト | なし | × |
mvip | 管理ネットワークのクラスタのフローティング(仮想)IPアドレス。 | 文字列 | なし | ○ |
nodes | クラスタを構成するノードの初期セットのCIP / SIPアドレス。このノードのIPはリストに含まれている必要があります。 | 文字列の配列 | なし | ○ |
password | クラスタ管理アカウントの初期パスワード。 | 文字列 | なし | ○ |
repCount | クラスタに格納する各データのレプリカ数。有効な値は「2」です。 | 整数 | 2 | ○ |
svip | ストレージ(iSCSI)ネットワークのクラスタのフローティング(仮想)IPアドレス。 | 文字列 | なし | ○ |
username | クラスタ管理者のユーザ名。 | 文字列 | なし | ○ |
このメソッドには戻り値はありません。
このメソッドの要求例を次に示します。
{ "method": "CreateCluster", "params": { "acceptEula": true, "mvip": "10.0.3.1", "svip": "10.0.4.1", "repCount": 2, "username": "Admin1", "password": "9R7ka4rEPa2uREtE", "attributes": { "clusteraccountnumber": "axdf323456" }, "nodes": [ "10.0.2.1", "10.0.2.2", "10.0.2.3", "10.0.2.4" ] }, "id": 1 }
このメソッドの応答例を次に示します。
{ "id" : 1, "result" : {} }
9.6