ソース ボリュームが存在しない場合のフェイルバックの実行

NetApp Element UIを使用して、元のソース ボリュームを再同期し、フェイルバックを実行できます。このセクションは、元のソース ボリュームが失われ、元のクラスタはそのまま維持されているシナリオに当てはまります。新しいクラスタにリストアする方法については、ネットアップ サポート サイトのドキュメントを参照してください。

開始する前に

手順

  1. Element UIで、フェイルオーバーを実行するために解除する関係を探します。
    ベストプラクティス: 関係が「Broken-off」の状態のSnapMirrorポリシーおよびスケジュールの詳細をメモしておきます。この情報は、関係を再作成する際に必要となります。
  2. [Actions]アイコンをクリックし、[Reverse Resync]をクリックします。
  3. 操作を確定します。
    注: 逆再同期(Reverse Resync)処理では、元のソース ボリュームとデスティネーション ボリュームの役割が逆転した新しい関係が作成されます(元の関係は残されるので、2つの関係が存在することになります)。元のボリュームがすでに存在しないため、元のソース ボリュームと同じ名前とサイズの新しいボリュームがElementに作成されます。新しいボリュームは、sm-recoveryというデフォルトのQoSポリシーを割り当てられて、sm-recoveryというデフォルトのアカウントに関連付けられます。削除された元のソース ボリュームを置き換えるためにSnapMirrorで作成されるすべてのボリュームについては、アカウントとQoSポリシーを手動で編集する必要があります。

    逆再同期処理の一環として、最新のSnapshotのデータが新しいボリュームに転送されます。デスティネーション側のアクティブ ボリュームには引き続きアクセスしてデータを書き込むことができますが、あとで元のプライマリ関係を復元する前に、アクティブ ボリュームとすべてのホストとの接続を切断し、SnapMirror更新を実行する必要があります。逆再同期が完了し、デスティネーション側のボリュームにアクティブなセッションが接続されておらず、かつ元のプライマリ ボリュームに最新のデータがある状態になったら、次の手順に進んでフェイルバックを完了し、元のプライマリ ボリュームを再びアクティブ化します。

  4. 逆再同期処理で作成された逆の関係の[Actions]アイコンをクリックし、[Break]をクリックします。
  5. ソース ボリュームが存在しない元の関係の[Actions]アイコンをクリックし、[Delete]をクリックします。
  6. 手順4で解除した逆の関係の[Actions]アイコンをクリックし、[Reverse Resync]をクリックします。
  7. これにより、ソースとデスティネーションが逆転し、ソース ボリュームとデスティネーション ボリュームが元の関係と同じである関係が作成されます。
  8. [Actions]アイコンをクリックし、[Edit]をクリックして、事前にメモした元のQoSポリシーとスケジュールの設定でこの関係を更新します。
  9. これで、手順6で逆再同期した逆の関係を削除できるようになります。