クラスタ フル レベルの概要

Elementソフトウェアを実行するクラスタの容量が不足してくると、クラスタ エラーが生成されてストレージ管理者に警告が表示されます。クラスタ フルには3つのレベル(Warning、Error、Critical)があり、すべてのレベルがNetApp Element UIに表示されます。

クラスタ ブロック ストレージ フルに関する警告には、BlockClusterFullエラー コードが使用されます。クラスタ フルの重大度レベルは、Element UIの[Alerts]タブで確認できます。

BlockClusterFullの重大度レベルについて以下に説明します。
Warning
ユーザが設定可能な警告で、クラスタのブロック容量がErrorレベルに近づくと表示されます。このレベルはデフォルトでErrorレベルの3%下に設定されており、Element UIおよびAPIを使用して変更できます。できるだけ早く容量を追加するか、または解放する必要があります。
Error
クラスタがこの状態の場合、ノードが失われると、Double Helixデータ保護を再構築できるだけの容量がクラスタに残っていません。クラスタがこの状態にある間は、ボリュームの新規作成、クローンおよびSnapshotの処理はすべてブロックされます。これは、クラスタにとって安全な状態または推奨される状態ではありません。ただちに容量を追加するか、または解放する必要があります。
Critical
このエラーは、クラスタが100%消費されているときに発生します。クラスタは読み取り専用状態で、このクラスタへの新たなiSCSI接続を確立することはできません。この段階に達した場合は、容量をただちに解放するか、追加する必要があります。

クラスタ メタデータ ストレージ フルに関する警告には、MetadataClusterFullエラー コードが使用されます。メタデータ ストレージのクラスタ フルの情報は、Element UIの[Reporting]タブの[Overview]ページにある[Cluster Capacity]セクションで確認できます。

MetadataClusterFullの重大度レベルについて以下に説明します。
Warning
クラスタがこの状態の場合、2つのノードが失われると、Double Helixデータ保護を再構築できるだけの容量がクラスタに残っていません。
Error
クラスタがこの状態の場合、ノードが失われると、Double Helixデータ保護を再構築できるだけの容量がクラスタに残っていません。クラスタがこの状態にある間は、ボリュームの新規作成、クローンおよびSnapshotの処理はすべてブロックされます。これは、クラスタにとって安全な状態または推奨される状態ではありません。ただちに容量を追加するか、または解放する必要があります。
Critical
このエラーは、クラスタが100%消費されているときに発生します。クラスタは読み取り専用状態で、このクラスタへの新たなiSCSI接続を確立することはできません。この段階に達した場合は、容量をただちに解放するか、追加する必要があります。