ダーク サイトでNetApp Elementソフトウェアを更新するには、HealthToolsツールを使用する必要があります。
開始する前に
Elementソフトウェアをアップグレードする前に、アップグレードするElementバージョンのアップグレード パス情報を参照し、アップグレード パスが有効であることを確認してください。
- 実行されている管理ノードのバージョンが11.0、11.1、またはそれ以降であることを確認します。
- 最新バージョンのHealthToolsを管理ノードにダウンロードしておきます。
- 管理ノードがインターネットに接続されていない状態です。
手順
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NetApp HCIシステムの場合は、NetApp HCIのソフトウェア ダウンロード ページにアクセスします。スタンドアロンのSolidFireストレージ システムの場合は、Elementのソフトウェア ダウンロード ページにアクセスします。
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該当するソフトウェア リリースを選択し、管理ノードではないコンピュータに最新のストレージ ノード イメージをダウンロードします。
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ネットアップ サポート サイトから管理ノードではないコンピュータにJSONファイルをダウンロードし、ファイル名をmetadata.jsonに変更します。
- 管理ノードのアクセス可能な場所(/tmpなど)にISOファイルをコピーします。
この作業はSCPなどを使用して実行します。ISOファイルをアップロードする際には、ファイル名を変更しないようにしてください。変更されていると以降の手順が失敗します。
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sfupdate-healthtoolsコマンドを実行します。
sfupdate-healthtools <path-to-healthtools-package>
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sfupdate-healthtools -vコマンドを実行してインストールされているバージョンを確認します。
sfupdate-healthtools -v
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sfupdate-healthtools -lコマンドを実行して、最新バージョンとmetadata jsonファイルを照合します。
sfupdate-healthtools -l --metadata=<path-to-metadata-json>
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sfupgradecheckコマンドを実行して、クラスタの準備が整っていることを確認します。
sudo sfupgradecheck -u <cluster_username> -p <cluster_password> MVIP --metadata=<path-to-metadata-json>
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ISOファイルとmetadata jsonファイルへのパスを指定して、sfinstallコマンドを実行します。sfinstall -u <cluster_username> -p <cluster_password> <MVIP> <path-to-install-file-ISO> --metadata=<path-to-metadata-json-file>
入力コマンドの例を次に示します。
sfinstall -u admin -p admin 10.117.78.244 /tmp/solidfire-rtfi-11.3.0.345.iso --metadata=/tmp/metadata.json
注: (オプション)
--stageフラグを
sfinstallコマンドに追加すると、アップグレードを事前にステージングすることができます。ステージングの詳細については、
Elementソフトウェアのアップグレードを参照してください。