AddDrivesメソッドを使用すると、1つ以上の使用可能なドライブをクラスタに追加できます。これにより、ドライブはクラスタのデータの一部をホスティングできるようになります。
ストレージ ノードをクラスタに追加するときや既存のノードに新しいドライブをインストールするときに、新しいドライブは「available」とマーキングされます。ドライブを利用可能にするには、事前にAddDrives経由で追加しておく必要があります。ListDrivesメソッドを使用して、追加可能な(「available」である)ドライブを表示します。ドライブを追加すると、そのドライブに適切なタイプが自動的に決定されます。
このメソッドは非同期で、クラスタ内のドライブをリバランシングするプロセスが開始された時点で戻ります。ただし、新しく追加されたドライブを使用したクラスタ内のデータのリバランシングには時間がかかることがあり、その場合はAddDrivesメソッドの呼び出しが完了したあともリバランシングが続きます。GetAsyncResultメソッドを使用して、このメソッドが返したasyncHandleを照会することができます。AddDrivesメソッドが戻ったあとに、ListSyncJobsメソッドを使用して新しいドライブでのデータのリバランシングの進捗状況を確認できます。
このメソッドの入力パラメータは次のとおりです。
名前 | 説明 | タイプ | デフォルト値 | 必須 |
---|---|---|---|---|
drives | クラスタに追加する各ドライブに関する情報。有効な値は次のとおりです。
|
JSONオブジェクトの配列 | なし | ○(typeは省略可能) |
このメソッドの戻り値は次のとおりです。
名前 | 説明 | タイプ |
---|---|---|
asyncHandle | 処理結果の取得に使用するハンドル値。 | 整数 |
このメソッドの要求例を次に示します。
{ "id": 1, "method": "AddDrives", "params": { "drives": [ { "driveID": 1, "type": "slice" }, { "driveID": 2, "type": "block" }, { "driveID": 3, "type": "block" } ] } }
このメソッドの応答例を次に示します。
{ "id": 1, "result" : { "asyncHandle": 1 } }
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