StartBulkVolumeWriteメソッドを使用すると、指定したボリュームの一括ボリューム書き込みセッションを開始できます。
1つのボリュームで同時に実行可能な一括ボリューム プロセスは2つだけです。セッションを初期化すると、外部バックアップ元からElementストレージ ボリュームにデータが書き込まれます。この外部データは、Elementストレージ ノードで実行中のWebサーバからアクセスされます。外部データ アクセスに関するサーバ操作の情報は、ストレージ システムで実行中のスクリプトによって渡されます。
このメソッドの入力パラメータは次のとおりです。
名前 | 説明 | タイプ | デフォルト値 | 必須 |
---|---|---|---|---|
format | ボリューム データの形式。次のいずれかを使用できます。
|
文字列 | なし | 有効 |
volumeID | 書き込むボリュームのID。 | 整数 | なし | 有効 |
script | 実行可能スクリプトの名前。スクリプト名を指定しない場合は、Elementストレージ ノードにアクセスするためにキーとURLが必要です。スクリプトはプライマリ ノードに対して実行され、キーとURLがスクリプトに返されます。これにより、ローカルWebサーバにアクセスできるようになります。 | 文字列 | なし | 無効 |
scriptParameters | スクリプトに渡すJSONパラメータ。 | JSONオブジェクト | なし | 無効 |
attributes | 一括ボリューム ジョブのJSON属性。 | JSONオブジェクト | なし | 無効 |
このメソッドの戻り値は次のとおりです。
名前 | 説明 | タイプ |
---|---|---|
asyncHandle | 完了を確認する非同期プロセスのID。 | 整数 |
キー | セッションを一意に識別する判読不明なキー。 | 文字列 |
url | ノードのWebサーバにアクセスするためのURL。 | 文字列 |
このメソッドの要求例を次に示します。
{ "method": "StartBulkVolumeWrite", "params": { "volumeID" : 5, "format" : "native", }, "id": 1 }
このメソッドの応答例を次に示します。
{ "id" : 1, "result" : { "asyncHandle" : 1, "key" : "11eed8f086539205beeaadd981aad130", "url" : "https://127.0.0.1:44000/" } }
9.6