NAS Bridgeを評価してストレージ要件に適していることを確認したら、導入環境の十分な技術評価を行う必要があります。評価の詳細を整理して記録しておく必要があります。この情報は、正式な導入計画に含めることができます。
評価時に収集する情報
導入環境を評価し、次の情報を収集する必要があります。
- ストレージ クライアント
- NFSクライアントの数と場所
- SMBクライアントの数と場所
- 自動マウント プログラム(automountデーモン)の使用
- クライアント ネットワーク トラフィックの推定量
- 仮想マシンのパフォーマンスへの予想される影響
- StorageGRID Webscaleへの予想される影響
- ネットワーク サービスの場所と可用性
- Active Directoryサーバ
- DNSサーバ
- NTPサーバ
- 最初のNAS Bridgeノードおよび予定されている将来のノードの場所
- StorageGRID Webscaleゲートウェイ ノードの場所とアカウント
ネットワークおよびストレージ情報の要約
必要なネットワークとストレージのパラメータを明確に要約して導入計画に含める必要があります。この情報は、インストールと設定のプロセスで参照できます。
NAS Bridgeノードをインストールして設定するには、次の情報が必要です。
- 使用するネットワーク サービス
- IPアドレスまたはドメイン名
- クレデンシャルやその他の設定情報
- StorageGRID Webscaleゲートウェイ ノードの情報
- IPアドレスまたはドメイン名
- ポート
- S3アカウントのクレデンシャル(アクセス キーとシークレット キー)
- 追加の論理インターフェイス
- キャッシュ デバイス
- 計画したファイルシステム
- NFSとエクスポート リスト
- SMBと共有リスト
- 各ファイルシステムのキャッシュ デバイス
- アラート通知用のEメール アドレスとしきい値
- VMware vSphereのログイン クレデンシャル
- 新しい管理者のユーザID(Eメール アドレス)とパスワード