ウォーターマークとは

ウォーターマークの設定を使用して、ストレージ ノードの使用可能なストレージ スペースをグローバルに管理します。ウォーターマークはアラームをトリガーするため、使用可能なストレージを監視する際や、ストレージ ノードの追加が必要な時期を特定する際に役立ちます。

ストレージ ノードのすべてのオブジェクト ストアがStorage Volume Hard Read-Only Watermarkに達すると、そのストレージ ノードは読み取り専用になります。使用可能なスペースがこのウォーターマークを下回ると、Storage Status(SSTS)属性に対してNoticeアラームがトリガーされます。これにより、ストレージをプロアクティブに管理し、必要な場合にのみ容量を追加できます。

StorageGRID Webscaleシステムの現在のウォーターマークはいつでも確認できます。[Configuration] > [Storage Options] > [Overview]の順に選択します。


ウォーターマーク

ウォーターマークに関連する属性


ウォーターマークの図

属性名 デフォルト設定 コード 説明
Storage Volume Soft Read-Only Watermark 10GB VHWM

ストレージ ノードがソフト読み取り専用モードに移行するタイミングを示します。ソフト読み取り専用モードでは、ストレージ ノードはStorageGRID Webscaleシステムの他の要素にサービスが読み取り専用であることをアドバタイズしますが、保留中の書き込み要求はすべて実行します。

Storage Volume Soft Read‐Only Watermarkの値は、ストレージ ノードのTotal Spaceの値に対して計算されますが、測定はストレージ ノードのTotal Usable Spaceの値に対して行われます。Total Usable Spaceの値がStorage Volume Soft Read‐Only Watermarkの値を下回ると、ストレージ ノードはソフト読み取り専用モードに移行します。
  • Storage State – Current(SSCR)はRead-Onlyに変わります。Storage State – DesiredがOnlineに設定されている場合、Storage Status(SSTS)はInsufficient Free Spaceに変わり、Noticeアラームがトリガーされます。
  • ウォーターマークの設定(バイト単位)とアラームの設定(パーセント単位)の関係によっては、Total Usable Space (Percent)(SAVP)のアラームがトリガーされます。

Total Usable Space(STAS)がStorage Volume Soft Read-Only Watermarkより大きくなると、ストレージ ノードは再度書き込み可能になります。

Storage Volume Hard Read-Only Watermark 5GB VROM ストレージ ノードがハード読み取り専用モードに移行するタイミングを示します。ハード読み取り専用モードでは、ストレージ ノードは読み取り専用となり、書き込み要求を受け付けません。

Storage Volume Hard Read‐Only Watermarkの値は、ストレージ ノードのTotal Spaceの値に対して計算されますが、測定はストレージ ノードのTotal Usable Spaceの値に対して行われます。Total Usable Spaceの値がStorage Volume Hard Read‐Only Watermarkの値を下回ると、ストレージ ノードはハード読み取り専用モードに移行します。

Storage Volume Hard Read‐Only Watermarkの値は、Storage Volume Soft Read‐Only Watermarkの値より小さくする必要があります。

Metadata Reserved Space Watermark 2TB CAWM オブジェクト ストア ボリューム0でオブジェクト メタデータ ストレージ用にリザーブされている空きスペースの量です。ボリューム0のストレージ容量が500GB未満の場合は、ストレージ ボリュームの10%のみがメタデータ用にリザーブされます。