ILMポリシーのシミュレート

ポリシーをアクティブ化して本番環境のデータに適用する前に、テスト オブジェクトでドラフト ポリシーをシミュレートする必要があります。シミュレーション期間は、アクティブ化して本番環境のデータに適用する前にポリシーを安全にテストするための、スタンドアロン環境を提供します。

開始する前に

タスク概要

ドラフト ポリシーをテストするオブジェクトは慎重に選択してください。ポリシーを確実にシミュレートするには、各ルール内のフィルタごとに1つ以上のオブジェクトをテストする必要があります。

たとえば、バケットAのオブジェクトに一致するルールとバケットBのオブジェクトに一致するルールを含むポリシーを確実にテストするためには、少なくともバケットAから1つとバケットBから1つオブジェクトを選択する必要があります。同じポリシーにその他すべてのオブジェクトを配置するデフォルト ルールが含まれている場合は、別のバケットのオブジェクトも1つ以上テストする必要があります。

ポリシーをシミュレートする場合は、次の点を考慮します。
  • ポリシーを変更したら、ドラフト ポリシーを保存します。次に、保存したドラフト ポリシーの動作をシミュレートします。
  • ポリシーをシミュレートするとポリシー内のILMルールがテスト オブジェクトをフィルタリングするため、各オブジェクトにどのルールが適用されたかを確認できます。ただしオブジェクトのコピーは作成されず、配置もされません。シミュレーションを実行してもデータ、ルール、ポリシーはいっさい変更されません。
  • [ILM Policies]ページを閉じるか、別のページに移動するか、または表示を更新するまでは[Simulation]ページで選択したオブジェクトは保持されます。
  • シミュレーションは一致したルールの名前を返します。有効なストレージ プールまたはイレイジャー コーディング プロファイルを確認するには、ルール名または詳細アイコン(詳細アイコン)をクリックして保持図を表示します。
  • S3のバージョン管理が有効な場合、ポリシーはオブジェクトの現在のバージョンに対してのみシミュレートされます。

手順

  1. ルールを選択して配置し、ドラフト ポリシーを保存します。
    この例のDemoポリシーには次の3つのルールがあります。
    • 最初のルール「X-men」は特定のテナント アカウント内のオブジェクトにのみ適用され、高度なフィルタを使用してseries=x-menユーザ メタデータを照合します。
    • 2番目のルール「PNGs」は、.pngで終わるキーを照合します。
    • 最後のルール「Make 2 Copies」は組み込みのルールであり、デフォルトとして選択されています。このルールは、他のルールに一致しないオブジェクトに適用されます。

    [Viewing Proposed Policy]ページ
  2. [Simulate]をクリックします。
    [Simulation ILM Policy]ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. [Object]フィールドに、テスト オブジェクトのS3バケット / キーまたはSwiftコンテナ / オブジェクトを入力して、[Simulate]をクリックします。
    注:取り込まれていないオブジェクトを指定するとメッセージが表示されます。

    欠落オブジェクトを指定した場合に表示されるメッセージ
  4. [Simulation Results]で、各オブジェクトが正しいルールに一致したことを確認します。
    この例では、Havok.pngオブジェクトとWarpath.jpgオブジェクトが「X-men」ルールに正しく一致しました。Fullsteam.pngオブジェクトにはseries=x-menユーザ メタデータが含まれていないため「X-men」ルールには一致はせず、「PNGs」ルールに正しく一致しました。「Make 2 Copies」ルールに一致したテスト オブジェクトはありません。
    シミュレーション結果