ADCサービスとは

Administrative Domain Controller(ADC)サービスは、グリッド ノードとその相互接続を認証します。ADCサービスは、サイトにある最初の3つのストレージ ノード上でホストされます。

ADCサービスは、サービスの場所や可用性などのトポロジ情報を管理します。あるグリッド ノードが別のグリッド ノードからの情報を必要とする場合や、別のグリッド ノードによる処理を必要とする場合、そのグリッド ノードはADCサービスにアクセスして要求に最適なグリッド ノードを見つけます。また、ADCサービスはStorageGRID Webscale環境の設定バンドルのコピーを保持しているため、すべてのグリッド ノードが現在の設定情報を取得できます。

分散された処理および孤立した処理に対応するため、各ADCサービスは、証明書、設定バンドル、およびサービスやトポロジに関する情報を、StorageGRID Webscaleシステム内の他のADCサービスと同期します。

一般的に、すべてのグリッド ノードは少なくとも1つのADCサービスへの接続を維持し、 常に最新情報へのアクセスを確保します。ADCサービスに接続したグリッド ノードは他のグリッドの証明書をキャッシュするため、あるADCサービスが利用できなくなった場合も既知のグリッド ノードを使用して引き続き機能できます。新しいグリッド ノードが接続を確立するためには、ADCサービスを使用する必要があります。

ADCサービスは接続された各グリッド ノードからトポロジ情報を収集します。収集されるグリッド ノード情報には、CPU負荷、使用可能なディスク スペース(ストレージがある場合)、サポートされているサービス、およびグリッド ノードのサイトIDが含まれます。他のサービスは、トポロジ クエリを介して、ADCサービスにトポロジ情報を問い合わせます。ADCサービスは、StorageGRID Webscaleシステムから受け取った最新情報で各クエリに応答します。