E2700コントローラの動作が最適でない場合、コントローラの交換が必要になることがあります。たとえば、コントローラが動作中に繰り返しハングしてリブートが必要になる場合や、コントローラのリブートに失敗することがある場合は、交換を検討する必要があります。
タスク概要
両方のコントローラが動作していて通常の方法でシャットダウンできる場合は、
E5600SGコントローラをシャットダウンすることで
E2700コントローラへの接続を中断できます。
手順
- 静電気防止処置を施します。
- 再接続するときにわかるように、E2700コントローラに接続されている各ケーブルにラベルを付けます。
- StorageGRID WebscaleアプライアンスをStorageGRID Webscaleシステムで実行中の場合は、E5600SGコントローラをシャットダウンします。
- サービス ラップトップから、グリッド ノードにログインします。
- 次のコマンドを入力します:ssh admin@grid_node_IP
- Passwords.txtファイルに含まれているパスワードを入力します。
- 次のコマンドを入力してrootに切り替えます:su -
- Passwords.txtファイルに含まれているパスワードを入力します。
rootとしてログインすると、プロンプトが$から#に変わります。
- StorageGRID Webscaleのすべてのサービスを停止します。/etc/init.d/servermanager stop
- E5600SGコントローラをシャットダウンします。shutdown -h now
E5600SGコントローラをシャットダウンすると、E2700コントローラへの接続が中断されて交換できるようになります。
- エンクロージャの電源をオフにして両方のコントローラの電源を切ります。
- コントローラの背面にあるすべてのLEDとデジタル表示ディスプレイの動作が停止するまで待ちます。
- ケーブルを取り外します。
- E2700コントローラのマニュアルの説明に従って、コントローラを取り外します。
- E2700コントローラのマニュアルの説明に従って、新しいコントローラを取り付けます。
- すべてのケーブルを交換します。
- コントローラの電源をオンにします。
- デジタル表示のコードを確認します。