既存のサイトへのグリッド ノードの追加と新しいサイトの追加
導入済みのサイトへのグリッド ノードの追加や新しいサイトの追加を1回の拡張手順で実行することができます。
開始する前に
このタスクを実行するには、ルート権限または保守権限が必要です。詳細については、管理ユーザ アカウントおよびグループを使用したシステム アクセスの制御に関する情報を参照してください。
前の拡張、アップグレード、運用停止、またはリカバリの手順が完了していることを確認してください。
注:
拡張手順は、別の拡張、アップグレード、運用停止、またはリカバリの手順を実行中のときは開始できません。
手順
グリッド ネットワークのサブネットの更新
StorageGRID Webscale
は、グリッド ネットワーク(eth0)上のグリッド ノード間の通信に使用されるネットワーク サブネットのリストを管理します。リストには、
StorageGRID Webscale
システムの各サイトでグリッド ネットワークに使用されているサブネット、およびグリッド ネットワーク ゲートウェイ経由でアクセスされるNTP、DNS、LDAP、またはその他の外部サーバに使用されるサブネットがすべて含まれます。グリッド ノードまたは新しいサイトを追加した場合は、サブネットの更新、またはグリッド ネットワークへのサブネットの追加が必要になることがあります。
新しいグリッド ノードの導入
拡張用に新しいグリッド ノードを導入する手順は、グリッド ノードを最初に導入するときの手順と同じです。拡張を実施する前に、すべての新しいグリッド ノードの導入が完了している必要があります。
拡張の実施
拡張を行うと、新しいグリッド ノードまたは新しいサイトが既存の
StorageGRID Webscale
環境に追加されます。拡張を行った場合は、プロセスの完了時にリカバリ パッケージ ファイルの最新コピーをダウンロードする必要があります。
拡張後のStorageGRID Webscaleシステムの設定
拡張が完了したら、統合と設定のための追加の手順を実行する必要があります。
関連情報
StorageGRID Webscaleの管理