ホスト ネットワークの設定

ホストへのLinuxのインストールの完了後、このあとに導入するStorageGRID Webscaleノードにマッピングする一連のネットワーク インターフェイスを準備するために、各ホストでいくつかの追加の設定が必要になることがあります。

開始する前に

このドキュメントの「ネットワーク要件」と「ノード移行の要件」を確認しておきます。それらのトピックに、このタスクの実行に関連する情報が記載されています。

注意:VMをホストとして使用する場合は、ハイパーバイザーによって割り当てられたMACアドレスとは別のMACアドレスでデータを送受信できるようにすべてのインターフェイスを設定する必要があります。この機能のことを、一般にプロミスキャス モードと呼びます。プロミスキャス モードは、OpenStackとVMwareのハイパーバイザーではデフォルトで無効になります。
注:VMをホストとして使用する場合、仮想ネットワーク アダプタにはVMXNET 3を使用してください。VMware E1000ネットワーク アダプタは、特定のLinuxのディストリビューションで導入されたStorageGRID Webscaleコンテナにおいて接続の問題が報告されています。

タスク概要

グリッド ノードは、グリッド ネットワークにアクセスできる必要があるほか、管理ネットワークやクライアント ネットワークにアクセスすることもあります。このアクセスを確立するには、ホストの物理インターフェイスを各グリッド ノードの仮想インターフェイスに関連付けるマッピングを作成します。ホスト インターフェイスを作成するときにわかりやすい名前を使用すると、すべてのホストへの導入が簡単になり、移行も可能になります。

グリッド ネットワークのインターフェイスについては、ホストのすべてのStorageGRID Webscaleノードで同じホスト ネットワーク インターフェイスを使用したり、ホストごとに異なるホスト ネットワーク インターフェイスを使用したり、任意のインターフェイスを使用することができます。ただし、通常は、単一のホストのグリッド ネットワークと管理ネットワークの両方のインターフェイス、またはいずれかのノードのグリッド ネットワークのインターフェイスと別のホストのクライアント ネットワークのインターフェイスに同じホスト ネットワーク インターフェイスを使用することはありません。

このタスクにはさまざまな方法があります。たとえば、仮想マシンをホストとする環境でホストごとに1つまたは2つのStorageGRID Webscaleノードを導入する場合は、ハイパーバイザーで対応する数のネットワーク インターフェイスを作成し、1対1のマッピングを使用できます。本番環境用のベアメタル サーバに複数のノードを導入する場合は、Linuxネットワーク スタックのVLANとLACPのサポートを利用してフォールト トレランスと帯域幅の共有を実現できます。以降のセクションでは、これらの両方の例について詳しいアプローチを紹介します。これらのいずれかを使用しなければならないというわけではなく、それぞれのニーズに合わせてアプローチを選択できます。