障害が発生した管理ノードから監査ログをコピーできる場合は、グリッド のシステム アクティビティと使用状況のレコードを維持するために監査ログを保存します。リカバリ用非プライマリ管理ノードが起動したら、保存しておいた監査ログをそのノードにリストアします。
この手順では、障害が発生した管理ノードの監査ログ ファイルを別のグリッド ノードの一時的な場所にコピーします。保存した監査ログは、交換用管理ノードにコピーすることができます。新しい管理ノードには監査ログが自動的にコピーされません。
管理ノードの障害によっては、障害管理ノードから監査ログをコピーできない場合があります。管理ノードが複数ある環境では、監査ログがすべての管理ノードにレプリケートされます。このため、マルチ管理ノード環境で障害管理ノードから監査ログをコピーできない場合は、システムの別の管理ノードから監査ログをリカバリできます。管理ノードが1つしかない環境で障害管理ノードから監査ログをコピーできない場合は、リカバリされた管理ノードで新しい空のファイルの監査ログにイベントが記録されるようになり、以前に記録されたデータは失われます。