運用停止の影響
グリッド ノードを運用停止すると、データ セキュリティ、ILMポリシー、その他のグリッド タスク、およびシステム処理が影響を受けます。
詳細情報
運用停止がデータ セキュリティに与える影響
データ セキュリティを確保するには、運用停止手順の完了後に、運用停止したグリッド ノードのドライブを消去する必要があります。グリッド ノードの運用を停止しても、そのノードのデータは安全に削除されません。
運用停止がILMポリシーに与える影響
ストレージ ノードの運用停止手順を実行している間は、ILMポリシーを変更しないようにする必要があります(ただし、運用停止後に現在のILMポリシーを実現できなくなる場合を除きます)。
運用停止が他のメンテナンス手順に与える影響
運用停止手順では、一部のシステム リソースに排他的にアクセスする必要があるため、他のメンテナンス手順が実行されていないことを確認する必要があります。必要であれば、ストレージ ノードが関係する運用停止手順を一時停止して他のメンテナンス手順を実行し、その完了後に運用停止手順を再開できます。
運用停止がシステム処理に与える影響
ストレージ ノードの運用停止処理では、大量のオブジェクト データがネットワーク経由で転送されます。この転送が通常のシステム処理に影響することはありませんが、
StorageGRID Webscale
システムが消費するネットワーク帯域幅の総量に影響する可能性があります。
親トピック:
グリッド ノードの運用停止手順