永続的に使用不能なオブジェクト

アーカイブ ノードがTivoli Storage Manager(TSM)サーバにオブジェクトを要求し、その読み出しが失敗すると、10秒後にアーカイブ ノードが要求を再試行します。オブジェクトが永続的に使用不能な場合(テープ上でオブジェクトが破損しているなどの原因で)、TSM APIはその状況をアーカイブ ノードに通知できないため、アーカイブ ノードは要求を再試行し続けます。

この状況が発生すると、StorageGRID Webscaleシステムの[Grid] > [ARC] > [Retrieve] > [Request Failures]でアラームがトリガーされ、値が増え続けます。

オブジェクトが一時的に使用不能であるために読み出しが失敗する場合もあります。この場合は、最終的に後続の読み出し要求が成功します。オブジェクトが永続的に使用不能である場合は、手順オブジェクトが永続的に使用不能かどうかの確認を実行してオブジェクトを特定し、アーカイブ ノードの要求を手動でキャンセルします。StorageGRID Webscaleシステムで使用されるILMルールにアクティブなコンテンツ配置手順が1つしかない場合は、オブジェクトのコピーが作成されません。オブジェクトが失われた場合はオブジェクトをリカバリできませんが、手順オブジェクトが永続的に使用不能かどうかの確認を実行してStorageGRID Webscaleシステムを「クリーンアップ」し、アーカイブ ノードの要求をキャンセルして、失われたオブジェクトのメタデータをパージすることは可能です。ILMルールの詳細については、『管理者ガイド』を参照してください。