ストレージ ノード、APIゲートウェイ ノード、または非プライマリ管理ノードの運用を停止し、StorageGRID Webscaleシステムから完全に削除することができます。プライマリ管理ノードとアーカイブ ノードの運用は停止できません。
グリッド ノードの運用を停止するとStorageGRID Webscaleが無効な状態になる場合は、StorageGRID Webscaleシステムで運用を停止できません。次の条件が適用されます。
あるストレージ ノードの運用を停止しているときに別のストレージ ノードで障害が発生した場合は、運用停止プロセスの完了を待ってから、障害ストレージ ノードをリカバリします。
運用停止手順が完了するまでには、数日から数週間かかることがあります。必要に応じて、特定の段階で運用停止手順を一時停止できます。
これにより、当該グリッド ノードの運用が停止されてシステム処理に使用できなくなったことが、StorageGRID Webscaleシステムの残りのノードに通知されます。
運用停止されたストレージ ノードからオブジェクト データが移行され、ファイルの長さがゼロに切り詰められて進行状況がマークされます。
運用停止処理の進行中にストレージ ノードがオフラインになった場合は、そのストレージ ノードがStorageGRID Webscaleに再び参加した時点で保留中の運用停止タスクが検出され、上記のデータ移行処理が続行されます。
新しいリカバリ パッケージをまだダウンロードしていない場合は、必ずダウンロードします。
運用停止手順の完了後に、運用停止されたグリッド ノードのドライブを確実に消去します。市販のデータ消去ツールまたはデータ消去サービスを使用して、ドライブから安全かつ完全にデータを削除します。