読み出し

読み出しとは、StorageGRID Webscaleシステムに格納されたオブジェクトにクライアント アプリケーションからアクセスするプロセスです。

データ フロー

ストレージ ノードのLDRサービスにより、DDSサービスを照会することでオブジェクト データの場所が特定され、DDSサービスからの場所の取得後にソースLDRサービスからの読み出しが開始されます。基本的には、ディスクからの読み出しが優先されます。アクセスできるコピーがほかになければ、アーカイブ ノードに読み出し要求が転送されます。
読み出し

  1. クライアント アプリケーションからLDRサービスに読み出し要求が送信されます。
  2. LDRサービスにより、DDSサービスを照会することでオブジェクト データの場所が特定されます。
  3. LDRサービスからソースLDRサービスに読み出し要求が転送されます。
  4. ソースLDRサービスから照会元のLDRサービスにオブジェクト データが返され、システムからクライアント アプリケーションにオブジェクトが返されます。

読み出しに関連する属性

次の表に、StorageGRID Webscaleシステムからのオブジェクトの読み出しの追跡に使用される主な属性を示します。

コンポーネント 属性の変化
LDR > S3 Operations - Successful(SSUC):成功したS3処理の合計数が1つ増えます。
LDR > Swift Operations - Successful(WSUC):成功したSwift処理の合計数が1つ増えます。
LDR > Storage Objects Retrieved(ORET):ソースLDRサービスから読み出されたレプリケート オブジェクトの数が1つ増えます。
LDR > Erasure Coding EC Reads - Successful(ECRC):ソースLDRサービスから読み出されたイレイジャー コーディング オブジェクトの数が1つ増えます。
ARC > Retrieve Client Requests(ARCR):アーカイブされたオブジェクト データに対するクライアントから受け取った読み出し要求の合計数が、このアーカイブ ノードからオブジェクト データの読み出しが試行されるたびに1つずつ増えます。アーカイブ ノードからの読み出しは、ストレージ ノードに使用可能なオブジェクト データがない場合にのみ実行されます。

Active Retrieves(ARAR):実行中のオブジェクト読み出しの数が、このアーカイブ ノードからの読み出しの処理中は1つ増え、読み出しが完了すると1つ減ります。