ILM評価に関する属性を追跡することで、StorageGRID Webscaleシステムによるオブジェクトの管理状況を監視できます。
開始する前に
グリッド管理インターフェイスにはサポートされているブラウザを使用してサインインする必要があります。
タスク概要
オブジェクトは、
StorageGRID Webscaleシステム用に定義されたILMポリシーを適用して管理されます。ILMポリシーとそれに関連付けられたILMルールによって、コピーの作成数と作成方法、適切な格納場所、各コピーの保持期間が決まります。
手順
- を選択します。
- を選択します。
- [ILM Activity]セクションで、ILM評価の主な属性を確認します。
- Awaiting - All
- ILM評価を待っているオブジェクトの合計数です。
- Awaiting - Client
- クライアント処理(取り込みなど)のためにILM評価を待っているオブジェクトの合計数です。
- Scan Rate
- グリッドのオブジェクトがスキャンされてILMのキューに登録される速度です。
- Scan Period - Estimated
- ILMによるすべてのオブジェクトのフル スキャンが完了するまでの推定時間です。
注:フル スキャンが完了しても、ILMがすべてのオブジェクトに適用されるとは限りません。
- Awaiting - Evaluation Rate
- グリッドのオブジェクトがILMポリシーに照らして評価される現在の速度です。
- Repairs Attempted
- レプリケート データの修復処理が試行されたオブジェクトの合計数です。この数は、LDRがリスクの高いオブジェクトの修復を試行するたびに増分します。グリッドがビジー状態になった場合は、リスクの高いILMの修復が優先されます。
注:修復後にレプリケーションに失敗した場合は、同じオブジェクトの修復で再度増分される可能性があります。