アーカイブ ノードは、オブジェクト データを長期保管用に外部アーカイブ ストレージ システム(テープまたはクラウド)に送信するためのインターフェイスを提供します。
オブジェクト データのコピーをアーカイブするようにILMポリシーで規定されている場合、CMSサービスからアーカイブ ノードに要求が送信され、アーカイブ ノードから対象のアーカイブ ストレージ システムにオブジェクト データが送信されます。
次の表に、対象の外部アーカイブ ストレージ システムへのオブジェクト データの送信の追跡に使用される主な属性を示します。
コンポーネント | 属性の変化 |
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注:StorageGRID Webscaleシステムでは、アーカイブ ノードに接続されている使用可能なストレージの容量は検出できません。
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Active Objects(AROP):アーカイブ ストレージ システムに書き込み中のオブジェクト データのコピーの数が、オブジェクトのアーカイブの処理中は1つ増え、オブジェクトのアーカイブが完了すると1つ減ります。 Archived Objects(AROA):このARCサービスによってアーカイブ ストレージ システムに書き込まれたオブジェクト データのコピーの合計数が1つ増えます。 Archived Bytes(ARBA):アーカイブ ストレージ システムに書き込まれたコンテンツの合計が、オブジェクトのサイズに相当する分だけ増えます。 |
Inbound Replications Completed(RIRC):デスティネーションARCサービスにレプリケートされたオブジェクト データのコピーの合計数が1つ増えます。 | |
Objects Retrieved(ORET):ソースLDRのストレージ システムから読み出された永続的なオブジェクトの数が、このソースLDRからアーカイブ ノードにオブジェクトがレプリケートされるたびに1つずつ増えます。 | |
Outbound Replications – Completed(RORC):ソース ストレージ ノードからレプリケートされたオブジェクト データのコピーの合計数が、このソース ストレージ ノード サービスからアーカイブ ノードにオブジェクトがレプリケートされるたびに1つずつ増えます。 |