同時HTTP接続のメリット

必要に応じてアイドル接続を使用してトランザクションが実行されるようにするには、StorageGRID WebscaleシステムへのTCP / IP接続を複数開いておく必要があります。複数のTCP / IP接続を扱う方法にはクライアント アプリケーションの数も影響します。

同時HTTP接続には、次のようなメリットがあります。

クライアント アプリケーションで、クライアントごとか接続プールごとに複数のHTTP接続を確立しておく必要があります。クライアント アプリケーションでトランザクションの処理が必要になったときは、確立された接続の中から他のトランザクションの処理に現在使用されていない接続を選択してすぐに使用することができます。

同時トランザクションや同時接続の最大スループットはStorageGRID Webscaleシステムのトポロジごとに異なり、それを超えるとパフォーマンスが低下し始めます。最大スループットに影響する要因には、コンピューティング リソース、ネットワーク リソース、ストレージ リソース、WANリンクなどがあります。また、サーバやサービスの数、StorageGRID Webscaleシステムでサポートするアプリケーションの数も影響します。

StorageGRID Webscaleシステムでは複数のクライアント アプリケーションをサポートすることが多いため、 その点を考慮しながら各クライアント アプリケーションで使用する同時接続の最大数を決めることが重要です。クライアント アプリケーションを構成する複数のソフトウェア エンティティのそれぞれでStorageGRID Webscaleシステムへの接続を確立する場合は、それらのエンティティのすべての接続を合計して考慮する必要があります。次のような状況では、同時接続の最大数の調整が必要になることがあります。