CloudMirrorレプリケーションの設定

StorageGRID Webscale CloudMirrorレプリケーション サービスを使用すると、テナントで外部のS3バケットにオブジェクトを自動的にレプリケートできます。テナント管理インターフェイスを使用してレプリケーションを有効にすることができます。
注意:StorageGRID Webscale 11.0には、プラットフォーム サービスの初期リリースが含まれています。現在、CloudMirrorレプリケーション、通知、および検索統合は、特定の状況およびワークロードのみが対象です。これらのサービスの初期リリースを使用することを希望する場合は、ネットアップの担当者にお問い合わせください。

開始する前に

タスク概要

CloudMirrorレプリケーションでは、ソース バケットからエンドポイントで指定されたデスティネーション バケットにオブジェクトがコピーされます。バケットのCloudMirrorレプリケーションを有効にするには、有効なバケット レプリケーション設定XMLを作成して適用する必要があります。レプリケーション設定XMLでは、S3バケットのエンドポイントのURNをデスティネーションとして使用する必要があります。

バケット レプリケーションとその設定方法の一般的な情報については、Amazonのドキュメントのクロスリージョン レプリケーションに関する説明を参照してください。StorageGRID WebscaleでS3バケットのレプリケーション設定APIを実装する方法については、『StorageGRID Webscale S3実装ガイド』を参照してください。

オブジェクトを含むバケットでCloudMirrorレプリケーションを有効にすると、バケットに追加された新しいオブジェクトがレプリケートされますが、バケット内の既存のオブジェクトはレプリケートされません。レプリケーションをトリガーするには、既存のオブジェクトを更新する必要があります。

手順

  1. ソース バケットのレプリケーションを有効にします。
    1. Simple Storage Service(S3)レプリケーションAPIで指定されているように、レプリケーションを有効にするために必要なレプリケーション設定XMLをテキスト エディタで作成します。
      XMLの設定時には、デスティネーションとしてS3バケット エンドポイントのURNを使用します。
      <ReplicationConfiguration>
          <Role></Role>
          <Rule>
              <Status>Enabled</Status>
              <Prefix>2017</Prefix>
              <Destination>
                 <Bucket>urn:sgws:s3:::2017-records</Bucket>
                 <StorageClass>STANDARD</StorageClass>
               </Destination>
           </Rule>
      </ReplicationConfiguration>
    2. テナント管理インターフェイスで、[S3] > [Buckets]に移動します。
    3. ソース バケットを選択し、[Configure Replication]をクリックします。
      [S3] > [Buckets] > [Configure Replication]のスクリーンショット
    4. レプリケーション設定をテキスト ボックスに貼り付けて、[Save]をクリックします。

      レプリケーションの設定ダイアログ ボックスのスクリーンショット
      注:StorageGRID Webscale管理者が、グリッド管理インターフェイスまたは管理APIを使用して各テナント アカウントのプラットフォーム サービスを有効にしておく必要があります。設定XMLの保存時にエラーが発生した場合は、グリッド管理者にお問い合わせください。
  2. レプリケーションが正しく設定されていることを確認します。
    1. レプリケーション設定で指定されたレプリケーションの要件を満たすオブジェクトをソース バケットに追加します。
      前述の例では、プレフィックス「2017」に一致するオブジェクトがレプリケートされます。
    2. オブジェクトがデスティネーション バケットにレプリケートされたことを確認します。
      サイズの小さいオブジェクトについては、レプリケーションの所要時間が短くなります。
    これで、StorageGRID Webscaleバケット レプリケーション用のソース バケットが設定されました。