一部の機能はStorageGRID Webscale 11.0で削除または廃止されています。
次の機能は削除されました。
- Cloud Data Management Interface(CDMI)のサポートはすべてStorageGRID Webscale 11.0製品から削除されました。
次の機能は廃止されたため、新しくインストールする
StorageGRID Webscale 11.0ではサポートされません。
Transport Layer Security(TLS)1.0を使用する接続が廃止されました。TLS 1.0接続を使用するS3、Swift、または管理APIクライアントでは、TLSの新しいバージョンを使用することを検討してください。TLS 1.0のサポートはStorageGRID Webscale 11.1で削除されます。
- ネットアップは、StorageGRID Webscaleの新規インストールまたは拡張を対象としたOpenStack用の仮想マシン ディスク ファイルおよびスクリプトの提供を終了しました。OpentStack環境をインストールまたは拡張するには、Linuxオペレーティング システム用のファイルをダウンロードし、 該当するStorageGRID Webscale 11.0『インストール ガイド』または『拡張ガイド』の手順に従ってください。
注:リカバリを対象としたOpenStack用の仮想マシン ディスク ファイルおよびスクリプトは引き続き提供されます。
- StorageGRID Webscale 10.3より前のバージョンで作成されたILMルールはバージョン10.4で廃止されましたが、古いルールが含まれているアクティブ ポリシーは、バージョン11.0にアップグレードしたあとも正常に機能します。アップグレード後にこれらの古いルールを作成し直すか、削除する必要があります。詳細については、「古いILMルールの管理」を参照してください。
- グリッド管理APIのバージョン1は10.3で廃止されましたが、11.0にアップブレードしたあとも次のように引き続きサポートされます。
- デフォルトでは、新しくインストールしたStorageGRID Webscale 11.0ではバージョン2のAPI要求のみが許可されます。
- StorageGRID Webscale 10.4からアップグレードしたシステムでは、デフォルトでバージョン2のAPI要求のみが許可されます。
- 元々StorageGRID Webscale 10.3からアップグレードしたシステムでは、デフォルトでバージョン1とバージョン2両方のAPI要求が許可されます。
バージョン1のAPI要求のサポートは、どのグリッドでも必要に応じて手動で有効(または無効)にできます。StorageGRID Webscale 10.4でどちらかのバージョンを手動で有効または無効にしていた場合は、StorageGRID Webscale 11.0にアップグレードしても許可されるAPIに変更はありません。
詳細については、「グリッド管理APIの変更点」を参照してください。