アグリゲート ポート ボンディング モードを使用すると、各StorageGRID Webscaleネットワークのスループットが大幅に向上し、追加のフェイルオーバー パスも確保されます。
コールアウト |
ボンディングされるポート |
1 |
接続されたポートすべてを1つのLACPボンドにグループ化して、すべてのポートをグリッド ネットワークとクライアント ネットワークのトラフィックに使用できるようにします。 |
アグリゲート ポート ボンディング モードを使用する場合は、次の点に注意してください。
- それぞれのネットワークに一意のVLANタグを指定する必要があります。このVLANタグが各ネットワーク パケットに追加され、ネットワーク トラフィックが正しいネットワークにルーティングされます。
- VLANとLACPをサポートするスイッチにポートを接続する必要があります。複数のスイッチをLACPボンドに加える場合は、対象のスイッチがMulti-Chassis Link Aggregation(MLAG)グループまたは同等の機能をサポートしていることが必要です。
- VLAN、LACP、MLAG(または同等の機能)を使用できるようにスイッチを設定する方法を確認しておく必要があります。
4つの10 / 25GbEポートをすべて使用する必要がない場合、使用するポートの数は1~3のいくつでもかまいません。複数のポートを使用すると、10 / 25GbEポートの1つに障害が発生した場合でも、ネットワーク接続を確保できる可能性が高くなります。
注:4つのポート全部を使用しない場合は、StorageGRID Webscaleをインストールしたあとにケーブルが取り外されていることを通知するアラームがグリッド管理インターフェイスで生成されるので注意してください。このアラームは確認後に解除してかまいません。