NAS Bridge 2.1へのアップグレードは、いくつかの簡単な手順で実行できます。
開始する前に
- NAS Bridgeのアップグレード ファイルをローカル ワークステーションにダウンロードしておきます。
- CLI管理者アカウントの現在のパスワードを確認しておきます。このアカウントには、ダウンロード ファイルの移動に必要なsudo権限が設定されています。
手順
- ローカル ワークステーションからセキュアなコピー プロトコル(scpなど)を使用して、ダウンロードしたファイルをNAS Bridge仮想マシンにコピーします。scp NetApp_StorageGRID_Webscale_NAS_Bridge_version-date.upgrade pb@ip-of-nas-bridge:~
- プロンプトが表示されたら、CLI管理者アカウント(pb)の現在のパスワードを入力します。
- NAS Bridge仮想マシンのコンソールを開きます。
- CLI管理者アカウント(pb)を使用してログインします。
- プロンプトが表示されたら、アカウントの現在のパスワードを入力します。
- セキュアなコピー プロトコル(scpなど)を使用して、ダウンロードしたファイルをNAS Bridgeノードの/var/local/に移動し、ファイル名をpb-upgrade.runに変更します。sudo mv ~/NetApp_StorageGRID_Webscale_NAS_Bridge_version-date.upgrade /var/local/pb-upgrade.run
- サポートされているブラウザから、NAS Bridgeユーザ インターフェイスにサインインします。
- Webページの上部にある[Maintenance]を選択します。
- [Tasks]を選択します。
- [Start Upgrade]をクリックします。
確認ダイアログ ボックスが表示されます。
- [Yes, upgrade]を選択してアップグレード プロセスを開始します。
- ソフトウェアのアップグレードが完了するまで待ちます。
アップグレード プロセスに数分かかる場合があります。
- ブラウザの[Refresh]ボタンをクリックします。
新しいバージョンを表示するには、ブラウザを更新する必要があります。
- アップグレードが成功したことを確認します。
- ページの右上から、を選択します。
- バージョン2.1が表示されていることを確認します。
[System Info]ウィンドウに値が含まれていない場合、アップグレードはまだ完了していません。
アップグレード プロセスが5~10分以内に完了しないか、正しいバージョンが表示されない場合は、テクニカル サポートにお問い合わせください。
- 完了したら、リカバリ パッケージをエクスポートします。
- の順に選択します。
- [Generate Package]をクリックします。
- テーブルからパッケージを選択し、[Download]をクリックして、ローカル ワークステーションにパッケージをダウンロードします。
- パッケージを安全な場所に保存します。
このパッケージは、障害発生時にNAS Bridgeの構成をリカバリするために必要となります。