NAS Bridgeのリソースとオブジェクトの概要

NAS Bridge管理APIでは、各RESTリソース タイプのインスタンスを同時に複数扱うことができます。各インスタンスは一種のオブジェクトと見なすことができます。したがって、ある特定のリソース タイプについて、そのリソース インスタンスを1つ以上のオブジェクトの配列と見なすことができます。この設計により、APIからリソース インスタンスに柔軟にアクセスできるだけでなく、アクセスをきめ細かく制御できます。

オブジェクトID
各リソース インスタンスまたはオブジェクトには、一意の識別子が割り当てられます。このオブジェクトIDは、新しいリソース インスタンスに割り当てられる整数値です。このIDは、特定のリソース タイプ内で一意ですが、システム全体で一意ではありません。たとえば、DNSサーバを作成した場合に、最初のインスタンスにID「1」が割り当てられるとします。そのあとにNTPサーバを作成した場合に、その最初のインスタンスにもID「1」が割り当てられる可能性があります。これが可能となるのは、リソース インスタンスがそれぞれのタイプで区別されるためです。

識別子は、一般に追加要求が成功したあとのHTTP応答で返されます。このIDを抽出して保持することができます。IDは次の場合に必要となります。

  • リソース インスタンスの現在のステータスを取得する場合
  • あるオブジェクトが別のオブジェクトを参照する状況でリソース インスタンスをリンクする場合
  • リソース インスタンスを削除する場合
リソースのステータス概要
各リソース インスタンスにはステータスが関連付けられています。一般に、リソースのステータスは管理APIからアクセスして表示することができます。

NAS Bridgeリソースに使用されるステータス値は次のとおりです。

  • NOTIFYING

    基盤のサービスに変更が通知されています。

  • COMMITTING

    基盤のサービスが変更のコミットを調整しています。

  • ABORTING

    変更が拒否されました。詳細はエラー ログ メッセージで確認できます。

  • FAILED

    変更が失敗し、すべてのサービスがロールバックを実行しました。詳細はシステム イベント ログで確認できます。

  • READY

    変更が正常に完了し、リソースが使用可能な状態にあります。

ほとんどの場合、状態の詳細を示すために最初の要求またはアクション タイプが先頭に追加されます。たとえば、追加要求を発行した場合は、新しいリソースが一時的に「ADDING / NOTIFYING」状態になります。リソースを削除するときも、同じように状態が構成されます。