ストレージ ノードごとのオブジェクト メタデータ容量の監視

StorageGRID Webscaleは、各ストレージ ノードのストレージ ボリューム0上にCassandraデータベース用にスペースをリザーブします。このデータベースには、すべてのオブジェクト メタデータのコピーが3つと特定の設定データが格納されます。重要なCassandra処理用のスペースを十分に確保しておくには、各ストレージ ノードのメタデータ属性を監視し、必要に応じて新しいストレージ ノードを追加する必要があります。

開始する前に

タスク概要

各ストレージ ノードにリザーブされているメタデータ用の合計スペースは、Metadata Reserved Space、またはCAWMと呼ばれます。CAWMは、オブジェクト メタデータに使用できるスペース(Metadata Allowed Space(CEMS))と、コンパクションや修復などの重要なCassandra処理のスペースに分割されます。

オブジェクト メタデータがMetadata Allowed Spaceの総容量を超えると、Cassandra処理を効率的に実行できなくなり、エラーが発生します。そのため、オブジェクト メタデータのスペースがどの程度使用されているのかを、注意深く監視する必要があります。

Metadata Used Space(Percent)属性(CDLP)は、Metadata Allowed Spaceがどの程度使用されているのかを測定します。Metadata Used Space(Percent)が一定のしきい値に達すると、CDLPアラームが次のようにトリガーされます。

Metadata Used Space(Percent)属性が70%に達すると(Metadata Allowed Spaceが70%になると)、MinorアラームとしてCDLPアラームがトリガーされる点に注意してください。できるだけ早く拡張手順で新しいストレージ ノードを追加する必要があります。新しいノードを追加すると、システムがすべてのストレージ ノード間でオブジェクト メタデータを自動的にリバランシングし、アラームが解除されます。

注意:Metadata Used Space(Percent)属性が90%に達すると、MajorアラームとしてCDLPアラームがトリガーされ、ダッシュボードに警告が表示されます。この警告が表示された場合は、すぐに新しいストレージ ノードを追加する必要があります。オブジェクト メタデータの使用量は、使用できるスペースの100%を超えないようにする必要があります。


メタデータに関するダッシュボードのアラーム

注意:最初のストレージ ボリュームがMetadata Reserved Spaceより小さい場合は、CDLPが正しく算出されない可能性があります。

手順

  1. [Nodes] > [Storage Node] > [Storage]を選択します。
  2. [Storage Used - Object Metadata]グラフを確認します。


    [Storage Used - Object Metadata]グラフ

  3. [Used %](CDLP Metadata Used Space(Percent))の値が70%以上の場合は、ストレージ ノードを追加してStorageGRID Webscaleシステムを拡張します。
  4. アラームの詳細を表示するには、[Data Store Overview]ページの[Alarms]タブを選択するか、上部のメニュー バーの[Alarms]を選択します。


    Metadata Space Alarms(CDLP)

    このページには、すべての重大度(Minor、Major、Critical)のCDLP(Metadata Used Space(Percent))アラームが表示されます。この例では、リストされているアラームはすべてCriticalです。

  5. [Current Alarms]ページにMajorまたはCriticalのCDLPアラームが表示された場合は、すぐにストレージ ノードを追加してください。
    新しいノードを追加すると、システムがすべてのストレージ ノード間でオブジェクト メタデータを自動的にリバランシングし、アラームが解除されます。