オブジェクトのセグメント化とは

オブジェクトのセグメント化は、1つのオブジェクトを小さい固定サイズのオブジェクトに分割して、大きいオブジェクトによるストレージおよびリソースの使用を最適化するプロセスです。S3のマルチパート アップロードでもセグメント化されたオブジェクトが作成されます。この場合、各オブジェクトそれぞれのパーツを表しています。

オブジェクトがStorageGRID Webscaleシステムに取り込まれると、LDRサービスはオブジェクトを複数のセグメントに分割し、すべてのセグメントのヘッダー情報をコンテンツとして表示するセグメント コンテナを作成します。


オブジェクトのセグメント化のワークフロー

StorageGRID Webscaleシステムに、ターゲット タイプが「Cloud Tiering – Simple Storage Service」で、ターゲットのアーカイブ ストレージ システムがAmazon Web Services(AWS)のアーカイブ ノードが含まれている場合、最大セグメント サイズは4.5GiB(4,831,838,208バイト)以下にする必要があります。これは、AWS PUTの最大サイズである5GBを超えないようにするための上限です。この値を上回るAWSへの要求は失敗します。

セグメント コンテナを読み出す際、LDRサービスは各セグメントから元のオブジェクトを組み立て、クライアントに返します。

コンテナとセグメントは同じストレージ ノードに格納する必要はなく、 どのストレージ ノードにも格納できます。

各セグメントはStorageGRID Webscaleシステムによって個別に処理され、Managed ObjectsやStored Objectsなどの属性の対象としてカウントされます。たとえば、StorageGRID Webscaleシステムに格納されるあるオブジェクトが2つのセグメントに分割された場合、取り込みが完了すると次のようにManaged Objectsの値が3つ増分します。

セグメント コンテナ + セグメント1 + セグメント2 = 3個の格納オブジェクト

大きいオブジェクトを処理する際のパフォーマンスを改善するには、次の点を確認します。