例1:オブジェクト ストレージのILMルールとポリシー
以下に記載するサンプル ルールとポリシーをベースに、それぞれのオブジェクトの保護および保持要件を満たすILMポリシーを定義できます。
注意:
以下のILMルールとポリシーは一例にすぎません。ILMルールを設定する方法は多数あります。コンテンツの損失を防ぐには、ILMポリシーにILMルールを追加する前に、ILMルールを慎重に分析し、ILMルールが想定どおりに機能することを確認してください。
手順
例1のILMルール1:2つのデータセンターへのオブジェクト データのコピー
このILMルールの例では、2つのデータセンター内のストレージ プールにオブジェクト データをコピーします。
例1のILMルール2:イレイジャー コーディング プロファイルとバケットの照合
このILMルールの例では、イレイジャー コーディング プロファイルとS3バケットを使用して、オブジェクトの格納先と保存期間を決定します。
例1のILMルール3:DC1とアーカイブにオブジェクトを格納
このILMルールの例では、2つのコピーを作成します。最初のコピーはData Center 1に1年間格納され、2番目のコピーはアーカイブ ノードに永続的に格納されます。
例1のILMポリシー
StorageGRID Webscale
システムでは、高度で複雑なILMポリシーを設計できますが、実際には、ほとんどのILMポリシーはシンプルです。
親トピック:
ILMルールとポリシーの例