サービス ラップトップでSANtricity Storage Managerを使用して、E2700コントローラの管理ポートのIPアドレスを設定することができます。DHCPを使用して取得したIPアドレスを使用してE2700コントローラにアクセスした場合は、次の手順に従って静的IPアドレスを設定する必要があります。
開始する前に
SANtricity Storage Managerをインストール済みのサービス ラップトップが必要です。
タスク概要
詳しい手順については、
SANtricity Storage Managerのドキュメントを参照してください。
注意:StorageGRID Webscaleアプライアンスのハードウェアやコントローラ ファームウェアへの管理接続が失われる事態を防ぐために、このセクションの手順に従ってE2700コントローラの静的IPアドレスを設定することを強く推奨します。
手順
- SANtricity Storage Managerで、[Devices]タブをクリックします。
- [Devices]タブで、新しく追加したアレイをダブルクリックします。
- [Hardware]タブをクリックします。
- Array Management Windowの[Hardware]ペインで、[Controller A, Port 1]をハイライト表示します。
- Array Management Windowで、[Hardware]メニューからを選択します。
- コントローラAのポート1のIPアドレスを管理IPアドレス、ゲートウェイ、およびサブネット マスクに変更します。
- [Speed and duplex mode]ドロップダウン リストから[Auto-negotiate]を選択します。
管理ネットワークのイーサネット スイッチが自動ネゴシエーションに設定されていることも確認する必要があります。SANtricity Storage Managerで自動ネゴシエーションを選択した場合、イーサネット スイッチに対しても設定しておかないと、接続の問題が発生する可能性があります。
- ネットワーク構成の形式に応じて、[Enable IPv4]と[Enable IPv6]のいずれかまたは両方のボックスを選択します。
- [Specify configuration]を選択し、コントローラAのポート1のIPアドレスをルーティング可能な管理IPアドレス、ゲートウェイ、およびサブネット マスクに変更します。
- [OK]をクリックします。
- 設定を変更したら、サービス ラップトップではなく外部のラップトップからIPアドレスのpingを実行します。
pingの応答が返されるまでに数分かかることがあります。
- pingからIPデータが返されたら、イーサネット ケーブルをサービス ラップトップから取り外し、コントローラから管理ネットワークに接続します。
- SANtricity Storage Managerで、新たに追加したストレージ アレイを削除し、ポート1の新しいIPアドレスを使用して再度追加します。