監査メッセージとオブジェクト ライフサイクル

このメッセージは、オブジェクトの取り込み、読み出し、または削除が行われるたびに生成されます。監査ログでこれらのトランザクションを特定するには、API固有の(S3またはSwift)監査メッセージを検索します。

監査メッセージは各プロトコルに固有な識別子によってリンクされます。

プロトコル コード
S3処理のリンク S3BK(S3バケット)および / またはS3KY(S3キー)
Swift処理のリンク WCON(Swiftコンテナ)および / またはWOBJ(Swiftオブジェクト)
内部処理のリンク CBID(オブジェクトの内部識別子)

監査メッセージのタイミング

グリッド ノード間のタイミングの違い、オブジェクト サイズ、ネットワーク遅延などの要因により、各サービスによって生成される監査メッセージの順序はこのセクションに記載する例とは異なる場合があります。

デュアルコミットの取り込み処理と削除処理

デュアル コミットは、オブジェクトが取り込まれる際のシステムのデフォルト機能です。デュアル コミットは、アクティブなILMポリシーに照らして評価する前にオブジェクトの最初の格納場所で障害が発生した場合にオブジェクト データの損失を防ぐことを目的としています。オブジェクトが取り込まれるとすぐにそのオブジェクトの2つ目のコピーが作成され、別のストレージ ノードに分散されます。オブジェクトがアクティブ ポリシー内のILMルールに一致した場合、デュアル コミットによる初期コピーがルールの配置手順を満たしているかどうかがStorageGRID Webscaleによって判断されます。満たしていない場合、オブジェクトはILM評価キューに追加されます。オブジェクトが再評価される際、新しいオブジェクトのコピーを別の場所に作成して、デュアル コミットによる初期コピーを削除することが必要になる場合があります。

デュアル コミットの詳細については、StorageGRID Webscaleの管理に関する情報を参照してください。

情報ライフサイクル管理ポリシーの設定

デフォルトのILMポリシー(Baseline 2 Copy Rule v1.0)では、オブジェクト データは1回コピーされ、コピーは合計2つになります。3つ以上のコピーを要求するILMポリシーの場合は、追加コピーごとにCBRE、CBSE、SCMTメッセージのセットが生成されます。ILMポリシーの詳細については、StorageGRID Webscaleの管理に関する情報を参照してください。

アーカイブ ノード

アーカイブ ノードが外部のアーカイブ ストレージ システムにオブジェクト データを送信するときに生成される一連の監査メッセージは、ストレージ ノードのメッセージと似ています。ただし、SCMT(Store Object Commit)メッセージがなく、オブジェクト データのアーカイブ コピーごとにATCE(Archive Object Store Begin)メッセージとASCE(Archive Object Store End)メッセージが生成される点が異なります。

アーカイブ ノードが外部のアーカイブ ストレージ システムからオブジェクト データを読み出すときに生成される一連の監査メッセージは、ストレージ ノードの場合と似ていますが、オブジェクト データのアーカイブ コピーごとにARCB(Archive Object Retrieve Begin)メッセージとARCE(Archive Object Retrieve End)メッセージが生成される点が異なります。

アーカイブ ノードが外部のアーカイブ ストレージ システムからオブジェクト データを削除するときに生成される一連の監査メッセージは、ストレージ ノードのメッセージと似ています。ただし、SREM(Object Store Remove)メッセージがなく、削除要求ごとにAREM(Archive Object Remove)メッセージが生成される点が異なります。