インストールが完了したら、統合と設定を行うための一連の手順を実行する必要があります。手順には必須のものとオプションのものがあります。
VMware vSphereハイパーバイザーで自動再起動を設定する。
サーバが再起動するときに仮想マシンを再起動するようにハイパーバイザーを設定する必要があります。自動再起動を設定しないと、サーバが再起動したあとに仮想マシンとグリッド ノードがシャット ダウンされたままになります。詳細については、VMware vSphereハイパーバイザーのドキュメントを参照してください。
StorageGRID Webscaleシステムにオブジェクトを格納するために使用されるクライアント プロトコル(SwiftまたはS3)ごとに、テナント アカウントを1つ作成します。
StorageGRID Webscaleシステムにオブジェクトをアップロードするために使用するS3またはSwift APIクライアント アプリケーションを統合し、テストします。
準備ができたら、オブジェクト データの保護に使用する情報ライフサイクル管理(ILM)ルールとILMポリシーを設定します。
インストール環境にStorageGRID Webscaleアプライアンス ストレージ ノードが含まれている場合は、SANtricityソフトウェアを使用して次の作業を実行します。
システム アラームやサービス ステータス変更について通知するEメール用のメーリング リストおよびEメールの内容を設定します。
システム ステータスの監視に使用する簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)エージェントを設定します。
導入を計画し、リカバリ パッケージを生成したあとにグリッド ノードのIPアドレスが変わった場合は、それらのIPアドレスを更新します。リカバリとメンテナンスの手順のIPアドレスの変更に関する情報を参照してください。
必要に応じて、ストレージ暗号化を設定します。
必要に応じて、ストレージの圧縮を設定し、格納されているオブジェクトのサイズを削減します。