クライアントは、コンテンツの取り込みと読み出しを行うために、グリッド ノードおよびグリッド ノードをホストするサーバと通信する必要があります。使用されるポートは、コンテンツの取り込みと読み出しを行うために選択されるプロトコルによって異なります。
ノードで発着信するトラフィックに使用されるポートの可用性がエンタープライズ ネットワーク ポリシーによって制限される場合は、ノードを導入する際にポートを再マッピングできます。
次の表に、ノードに着信するトラフィックに使用されるポートを示します。
ポート | プロトコル | アクセスできる対象 |
---|---|---|
22(TCP) | SSH | ソフトウェアのインストールと保守に使用されているサーバ |
80(TCP) | HTTP | 管理者ノード(443にリダイレクト) |
StorageGRID Webscaleアプライアンス(インストール中に8080にリダイレクト) | ||
161(TCP / UDP) | SNMP | 管理ノード |
443(TCP) | HTTPS | 管理ノード |
445(TCP) | SMB | 管理ノード上の監査ログ |
905(TCP) | NFS statd | 管理ノード上の監査ログ |
2049(TCP) | NFS | 管理ノード上の監査ログ |
8022(TCP) | SSH | ソフトウェアのインストールと保守に使用されているサーバ |
8080(TCP) | HTTP | StorageGRID Webscaleアプライアンス(インストール中のみ) |
8082(TCP) | S3 | APIゲートウェイ ノード(HTTPS) |
8083(TCP) | Swift | APIゲートウェイ ノード(HTTPS) |
8084(TCP) | S3 | APIゲートウェイ ノード(HTTP) |
8085(TCP) | Swift | APIゲートウェイ ノード(HTTP) |
9022(TCP) | SSH | StorageGRID Webscaleアプライアンス |
18082(TCP) | S3 | ストレージ ノード(HTTPS) |
18083(TCP) | Swift | ストレージ ノード(HTTPS) |
18084(TCP) | S3 | ストレージ ノード(HTTP) |
18085(TCP) | Swift | ストレージ ノード(HTTP) |
次の表に、ノードから発信されるトラフィックに使用されるポートを示します。
ポート | プロトコル | 使用目的 |
---|---|---|
25(TCP) | SMTP | アラートおよびAutoSupport。 |
設定可能(TCP) | SMTP | アラートおよびAutoSupport。デフォルトのポート設定(25)は、[Email Servers]ページで上書きできます。 |
53(TCP / UDP) | DNS | ドメイン ネーム システム |
123(UDP) | NTP | ネットワーク タイム プロトコル(NTP)サービス |
389(TCP / UDP) | LDAP | ADCサービスを実行するストレージ ノードからLDAPサーバへのアクセス |
80(TCP) | HTTP | (デフォルト)ADCサービスを実行するストレージノードからAmazon Web Services(AWS)または別の外部サービスに送信されるプラットフォーム サービス メッセージ |
443(TCP) | HTTPS |
|
設定可能(TCP) デスティネーションAPIゲートウェイ ノードのS3ポートの場合は8084 |
HTTP | ADCサービスを実行するストレージ ノードから送信されるプラットフォーム サービス メッセージ テナントは、エンドポイントを作成する際にデフォルトのHTTPポート設定(80)を上書きできます。 |
設定可能(TCP) デスティネーションAPIゲートウェイ ノードのS3ポートの場合は8082 |
HTTPS | ADCサービスを実行するストレージ ノードから送信されるプラットフォーム サービス メッセージ テナントは、エンドポイントを作成する際にデフォルトのHTTPSポート設定(443)を上書きできます。 StorageGRID WebscaleがCloudMirrorレプリケーションのデスティネーション エンドポイントとして使用される場合は、デフォルトでポート8082が使用されます。 |